今日の観光は高知駅前のバスターミナルから。市内の観光名所を巡る「My遊バス」に乗るために買うのが「My遊パス」という名前だからややこしい。昔懐かしボンネット型のバスに乗って、五台山にある高知県立牧野植物園が最初の目的地。温室や園内を見て回った後、日本の植物学の父と呼ばれる牧野富太郎の展示を見学。全くの独学で植物学を勉強し、日本全国の植物を集めて膨大な数の精密画を残していることを知る。植物園の近くには五台山展望台や竹林寺などの名所があったけれど、時間がなかったので高知市内に戻って、はりまや橋で昼間のからくり時計を見てから、惣菜系の定食屋で昼食を取る。
高知城に向かう追手筋では日曜市が開かれていた。朝市というわけではないので、午後から行っても多くの人で賑わっていた。店の数も多く、野菜や果物、衣料品や苗木等が売られていたけど、びっくりしたのは梨の大きさ。直径が20cmを軽く越えていた。どんな味か食べてみたかったけれど、一人で食べるにはさすがに大きすぎる。芋の菓子も美味しそうだったけれど、さっき食べたばかりだし。ムラサキシキブの苗も欲しかったけれど、荷物になるから断念。アイスクリンの屋台が要所に見られたけれど、高知版のババヘラといったところだろうか～と日曜市の反対側まで来ると、そこはもう高知城の入口。追手門と天守閣が一緒に撮影出来るのは、全国でもここだけなのだとか。階段を上って天守閣と本丸を見学。
よさこいぐるりんバスで駅に戻って、駅前でパンを買ってから空港入り。時間に余裕があったので、展望デッキを見学してから、手荷物検査場に向かう。今回は初めてのSKiPということで、搭乗手続きもなく航空券もなく、検査場でレシートのような「搭乗口案内」だけ。今は不思議な感じがするけど、そのうちこちらの方が普通になるのかな。
低気圧の影響で、雨の中を離陸して雲の上の飛行。モノレール＆TXで帰宅して、持ち帰りの「ぼうしパン」を夜食にする。機内誌で紹介されていた高知名物で、縁の部分のカステラ生地と中央のパン生地の相性が良くて美味だった。
