2006/10/21(土)

国内で観光に出掛けるのは、7月の福岡以来だから3ヶ月ぶり。少し早めに空港入りして、スーパーシートにアップグレード。窓から見える地上は薄雲越しだったけれど、紀伊山地や室戸岬がはっきり確認出来た。向かい風のため少し遅れて高知龍馬空港に到着。

龍河洞

観光案内所で乗車券を買って、土休日運転のMy遊バス「わくわく号」に乗車。のいち駅を経由して龍河洞で下車する。通常の路線バスはJR土讃線の土佐山田駅からなので、乗り換えなしで空港や高知市内と行き来できるのが有難い。バス停から鍾乳洞の入口までは、土産物店街を抜けて、さらにエスカレーターに載ることになる。通常の見学コースは1kmで所要約40分。中に入って驚いたのは、通路がかなり狭いこと。幅の狭い通路が続いたかと思えば、天井が低くて中腰で進み続けなければならない場所もある。これまでに訪れた鍾乳洞のような広い空間というのはほとんどなかったけれど、「雲の掛け橋」や「鮭の石」など独特の造形を見ることが出来る。最大の見所は「記念の滝」の近くの「天降石」。奥の方に進むとコウモリが時折通り掛かる。弥生時代の住居跡を過ぎれば、出口となる。

帰りは地上の山道を降りて、博物館と珍鳥センターを経由して元の場所に戻る。珍鳥というのは尾長鶏のことで、その特徴となっている長い尾が観察出来るよう、特殊な飼育箱で公開されていた。バス停近くで暫く待ってから、空港経由で高知市内に向かうバスに乗る。今度は小さな車体で、横向きのまま1時間以上座っているのは疲れるけれど、空港連絡バスが片道700円なのに対して、1日乗り放題で900円だからかなりお得。終点の高知駅前には渋滞のため少し遅れて到着。

鰹のたたき

宿にチェックインしてから、はりまや橋で地元の知り合いと待ち合わせ。ちょうど正時になるところだったので、からくり時計を鑑賞。よさこい節などのメロディーに乗って、高知城や龍馬、そして簪を渡す坊さん等の場面が順に出て来て、10分と少しのショーが終わる。アーケード街の地元料理の店で、鰹のたたきは勿論のこと、土佐天、どろめ等を堪能。どれを食べても美味だったけれど、「茄子のたたき」と焼き茄子の違いがよく分からなかった(^^;