2007/02/12(月)

うって変わって今日は晴天。午後からは再び下り坂らしいけど、最終日なので昼過ぎまでもってくれればそれで十分。いつものようにターミナルのロッカーに荷物を預けてから、離島桟橋へ。団体の予約が入ったため、普段よりも大きな船に乗って4年ぶりの波照間島へ。前回は小型船で波も荒かったためかなり揺れたけど、今回は一昨日の西表ゆきに比べても穏やかな航行だった。

ニシ浜

波照間港から迎えの車で民宿に向かい、自転車を借りてから観光開始。前回とは逆の左回りで、まずはニシ浜へ。いきなり視界に飛び込んできたのは、雲一つない空にシーグリーンの珊瑚海と白砂。同じような風景は何度か目にしていても、これだけの美しさを目の当たりにすると息をのむばかり。そういえば前回は時間がなくてここはパスしたのだったっけ。飽きるまで海を眺めていたかったけれど、あまり時間がなかったので名残を惜しみつつペダルに足を掛ける。

次に訪れたのがハマシタン群落。前回この場所に来た時は、どれがハマシタンか判らなかったが、今回は直前に画像検索をしておいたので大丈夫。岩場に育つ木々を撮影してから、島内一周道路に戻る。暫く行くと新しく出来た展望台があるとのことだったので、訪ねてみたら島中央部にあるコート盛(昔の見張り台)を模した形だった。見晴らしは良かったが、昼前の南向きは逆光気味。一周道路に一旦戻り、ペムチ浜のところで再び海に出て、海岸沿いの道を走る。

日本最南端

前回は場所が判らず通過してしまったのが、「日本最南端」の碑。外周道路からすぐの場所だったけれど、看板が出ていないのでやっぱり判り辛いかも。日本の領土の最南端は沖ノ鳥島だけれど、有人島としての最南端は波照間島。つまりは国内旅行で訪れることが出来る一番南ということ。その島の中でも一番南にあたる場所には石碑と共に、沖縄が返還された時に全国各都道府県から持ち寄った石で作ったモニュメントもある。荒々しい岩の断崖が広がる海の向こうはフィリピンだとのこと。ベンチに腰掛け雄大な景色を眺めながら、持参した黒糖ピーナツとさんぴん茶で一休み。

帰りの時間が迫っていたので、星空タワーの横を通り過ぎてから高那崎付近で海を見て、波照間空港を経由してから集落に引き返す。集合時間の5分前に民宿に戻り、港まで送って貰う。前回も今回も島内滞在時間は3時間半。とりあえず一通り見たい場所は訪れることが出来たけれど、次はせめて半日掛けて回ってみたいな。帰りは小型船で風向きのせいもあってか、行きに比べればかなり揺れたけれど、怖さを感じる程ではなかった。あるいはこの4年間でタービュランスに慣れてしまったのだろうか(笑)

盛り沢山コース

石垣港に戻ったところで、いつもの店で遅めの昼食。とにかく空腹だったので、盛り沢山のコースを頼んでしまった。食後は市場に行って、パッションフルーツジャムとフー(麩)を買ってから、バスで早めに空港入り。展望デッキに立ち寄ってから搭乗待合室に進み、定刻通りの飛行機で八重山を後にする。

ぜんざい

預けた手荷物を那覇空港で一旦引き取ってから、ターミナル内で紅芋アイス入りぜんざいを食べる。沖縄の「ぜんざい」はかき氷に小豆を載せたものなのである。売店で土産を買ってから、搭乗待合室に戻る。早い便のキャンセル待ちを掛けたところ、連休最終日だと普段と状況が違うのか、スーパーシートなら空席があるとのことだったので、勢いで乗ってしまう。ちょっと高いけど、楽なシートだと疲れが違うからね。それに茶菓はSadaharu Aokiだったし(^o^)

ロバート・ジョーダン「王都シームリンの攻防(時の車輪シリーズ・竜神飛翔3)」読了