2007/03/03(土)

今日も北ピアからの出発。スーパーシートに空席があったので、勢いで変更。食事ではなくて茶菓の便だったけれど、やっぱり座席が広い方が楽だもんね。定刻より少し早めに到着した山口宇部空港からバスで新山口駅に移動して、窓口で特急の指定券を購入。

うずめめし

山口線には「SLやまぐち号」が運転されているので、新山口駅の1番ホームはレトロ調になっている。以前は小郡駅だったので「をごほり」という駅名標があったけれど、「新山口」に掛け替えられていた。その1番線から特急「スーパーおき」に乗車して、約1時間で山陰の小京都と呼ばれる津和野に到着。帰りの指定券を買ってから、駅近くの店で昼食にしようと思っていたら臨時休業。代わりに駅から少し離れた店に入って、郷土料理の「うずめめし」を注文。その名の通りご飯の下に蒲鉾や野菜などの具を埋めたものだが、出されたままの状態で撮影したらただの白米にしか見えなかったので、よくかき混ぜてから撮影し直す。

津和野の鯉

観光は「葛飾北斎美術館」から。この場所に美術館があるのは、初刷りの「北斎漫画」が発見されたことに因むのだとか。北斎といえば「冨嶽三十六景」が世界的に有名だけれど、作品としては浮世絵以外の方が多いらしい。美術館を出て本町通りから続く殿町通りまで、老舗の薬屋や酒屋を眺めつつ歩く。水路には相変わらず錦鯉が所狭しと泳いでいる。カトリック教会の乙女峠展示室を見学してから、駅の方に戻って「安野光雅美術館」へ。閉館時刻が迫っていたので全ての展示をゆっくりと眺めることは出来なかったが、図書室に置いてあった「ふしぎなえ」がとても懐かしかった。

よもぎ団子

「みのや」で風味豊かなよもぎ団子(餡、黄粉、青海苔)を食べてから、「スーパーおき」に乗車。山口の次の湯田温泉で下車して、温泉街まで歩いて宿にチェックイン。