2007/04/07(土)

つくばを5時半に出れば羽田発8時前の便には間に合うのだけれど、体力的にキツくなってしまうので羽田近くの宿からの出発。搭乗口は63番だったので、南ピア側のラウンジを利用。出発の準備に時間を要し、さらに滑走路が出発便で混雑していたため、30分以上遅れで離陸。やっぱり乗り継ぎに余裕を取っておいて正解だったかも。

那覇空港で一旦外に出てから3階へ。琉球エアコミューターは自動チェックイン機が使えないので、カウンターで搭乗手続きを済ませる。いつもの沖縄料理の店で昼食を取ってから、搭乗待合室へ。到着機の遅れでバスでの案内も遅くなった上に、荷物の積み込みに時間を要したため、今度も30分近く遅れての離陸。雲が多く気流が不安定のため、ベルト着用サインが消灯しないまま35分の飛行時間で与論空港に到着。

与論の高台より

空港から迎えの車で島の反対側にある民宿まで行って、荷物を置いてから手配して貰った自転車で早速観光開始。明日は雨の予報になってしまったので、今日のうちに回れるところは回ってしまわないと。まずは南部の高台にあるサザンクロスセンターへ。タワー状の建物の5階に上って、島の全方位を展望。空は一面の雲に覆われていたけれど、沖縄本島や伊江島、沖永良部島なども確認することが出来た。与論から見る沖縄本島の西側が仰向けの顔に見えるため、釈迦の寝姿に喩えられているのだとか。4階より下は与論島の文化や歴史の紹介。現在は鹿児島県の最南端になっているが、距離的には沖縄本島の方が近いため琉球に属していた時代もあり、沖縄文化の影響も強く受けている。風物詩や民具の展示を見学しながら1階に降りて、隣の与論城跡を見学。琉球北山の三男が建設を手掛けたが、未完成で石垣のみが残されているとのこと。以前訪れた本島北部の今帰仁の城跡を思い出させる。

テッポウユリ

坂道を下って島の西側に回り、与論港に停泊している船を見ながら与論空港近くのヨロン駅へ。今流行りの「道の駅」ではなくて、線路と駅名標のある立派な駅~といってもレールの長さは5メートルで、プラットフォームもない。周遊指定地10周年を記念して当時の国鉄が設置したものだとか。ガイドブックでは“パロディー”と表現していたけれど、エイプリルフールのネタとしても通用するかも(笑) 近くの浜辺に降りるとテッポウユリが咲いていた。近くの遊歩道を散策して、サンゴの海越しに沖縄本島を眺める。

魚料理と黒糖焼酎

空港の滑走路の外側を回って、茶花海岸経由で島最大の茶花の集落へ。郵便局に立ち寄ってから、品覇、宇勝、寺崎と島北部の海岸を順に巡る。少し沖に外礁があり、海の色も綺麗なのだけど、晴れていればもっと綺麗なのだろうね。皆田、大金久、赤崎と東側の海岸を巡ってから宿に戻る。夕食は魚料理が中心で、島の名産の黒糖焼酎と一緒に(^o^)