2007/06/09(土)

青島亜熱帯植物園

宮崎は先週梅雨入りしたことになっているが、今週末は晴れの予報。ということで今日も朝から良い天気。宿を出てから少し歩いて「青島亜熱帯植物園」へ。今年のジャカランダは花が多いとの事前情報通り、温室横の大木全体に花が咲いていた。以前の台風の影響で海側の枝が少なくなっていて、山側の花が少し盛りを過ぎていたものの、これだけ沢山咲いているところを見たのは本当に久しぶり。温室の入口に回ると売店が新設されていて、入場券もそこで購入することになっていた。そして、そのまんまな某知事の等身大パネルがお出迎え。温室の中も整備されていて、ブーゲンビリアに囲まれた撮影スポットも用意してあった。ジャカランダに接近出来る2階のテラスも案内が掲示されるようになっていて、転落防止ロープも張ってあった。2階から見るジャカランダがここまで見事なのは、何年ぶりのことだろう。温室を出てから園内を散策。毎年この時期に白い綿毛が地面に散らばっているのは気付いていたけれど、それがトックリキワタ(パラボラチョ)の綿毛だということを初めて知った。確かに上を見上げると多くの実がなっている。いつもの場所でジャカランダの名残を惜しんでから、バスに乗って南に移動。

道の駅フェニックス

道の駅「フェニックス」のジャカランダは、ドライブイン施設改装の際にばっさりと剪定されてしまったが、去年の倍以上は咲くまでに回復していた。この調子だと数年のうちに、以前のような勢いを取り戻してくれるかもしれない。新しく植えられた木も花を咲かせていたが、残念ながら8本あった大木の一番南側が枯れていしまっていた。バスの時間まで少しあったので、今回は堀切峠まで歩いてから乗車することに。途中の道沿いから見た景色は雄大だったが、峠の展望台はあまり視界が開けていなかった。

バスで日南市街地に出て、いつものように山形屋前で下車して、「テクノセンター」のジャカランダを見に行く。今年はここも沢山咲いていたけれど、少し盛りを過ぎていたのが残念。建物側の花の色だけが濃くなっていたのが印象的だったけれど、前からそんな風になっていたっけ。そして今年は建物の南側の木も開花するようになっていた。

 

おび天と鰹飯

今回のジャカランダ以外のプラスアルファ観光は、3年ぶりの城下町・飫肥(おび)。バスを降りた時は既に昼過ぎだったので、「おび天蔵」に入って名物のおび天(魚のすり身の天ぷら)と鰹飯を注文。前回訪れた時は大雨だったけれど、今日は良く晴れていること。とはいえ昼食の時の焼酎で少々酔っていたし、新しい靴で足が痛み始めていたので、街並みの写真を幾らか撮影しただけでバス停に戻り、もう一つの名物「厚焼き玉子」の最小サイズを購入してからバスを待つ。途中通り掛かった民家の庭先に、ジャカランダの開花鉢を見付ける。

厚焼き玉子

最近寝不足が続いていたところに、今日の疲れと酔いが重なったため、バスの中では程なく熟睡。気が付いた時には南郷町内に入っていて、降りる予定だったバス停も既に通過していた。意識がさめやらぬまま、とにもかくにも次のバス停で慌てて下車。生憎と反対方向のバスは当分来ないことになっていたので、暑い中20分近く余計に歩くハメになってしまったが、徒歩圏内で目が覚めただけでも幸運だったと言えよう。宿に辿り着いて、一風呂浴びてから厚焼き玉子でお茶する。夕食は遅めの時間にしておいたけれど、結構な量だったのでちょいと食べ過ぎになってしまった(^^;