録り溜めしたラジオ講座を聞いてから東京に向かう。吊革の黒い電車で新宿に出て、駅ビルで用事を済ませてから新南口へ～と思ったら待ち合わせ場所がサザンテラス口に変更になっていた。既に改札の外だった上、新宿駅の南側には不案内だったので、自分がどの辺りにいるのかさえ分からなくなりかけたが、携帯電話によるナビで陸橋を渡って無事合流。そうか、東急ハンズがここにあって、こういうふうに繋がっていたんだね。
例のドーナツ屋の前を通りかかったら意外と行列が短く、40分待ちということだったけれど、何の準備もなく炎天下で並ぶ元気はないので、当初の予定通り「トラベルカフェ」へ。スターフライヤー（SFJ）や地元自治体との提携で、今月末まで北九州フェア開催中だったのである。門司港名物の焼きカレーを注文すると、SFJの機内で出てくるスープがもれなく付いてきた。紙コップやテーブルのシートは真っ黒なSFJ仕様。そういえば北九州には何度も行っているけれど、ほとんどが乗りつぶしの旅で、普通に観光したことは一度もなかったっけ。別腹は「タカノフルーツパーラー」で桃のワッフル。生果実やミニパフェまで付いてきて超満足(^o^)
時間がなくなってきたところで、慌ただしくりんかい線直通列車でお台場に移動。東京テレポートというSFみたいな名前の駅で下車して、パレットタウンの観覧車を目指して歩く。おぉ、確かに「東京カルチャーカルチャー」は観覧車から至近距離なんだね。入り口を確認してから、開場時間まで近くの建物で涼んでおく。チケットに記載された整理番号の順に入場ということだったのだけど、ちょっと気合いを入れたら一桁の番号になっていたりする。最初のドリンクをカウンターで注文してから指定されて席に行ってみると、なんとステージと向かい合うすぐ近くの席だった（驚）
開場後１時間でいよいよ「デイリーポータルＺ（DPZ）まつり」の始まり。内容は全てDPZの記事と関連していて、「フジワラFM」やエアギターの実演、乙女酒の売り歩きや深海鮫のフライとうずら玉子だけのおでんの試食、影絵による「ふしぎなおどり」、“スナックべつやく”による売り上げ発表、小野さんとスペシャルゲスト（記事によく登場する母上）の対談、安藤さんの筋肉ショー、etc.と盛り沢山。近場のライターの人達が集まっているのは勿論のこと、予告されていた沖縄の安藤さんだけでなく、長崎の斎藤さんや北海道の加藤さん、小柳さんまで来ていたのにはびっくり。ステージや中継で登場する人達以外は裏方に回っていたけれど、ケーブル捌きをする萩原さんや、料理を運ぶ松本さんを見掛けてはニヤリとする。そういえば去年BBフェスタに行った時は、まだDPZを読み始めてから日が浅かったので、林さん、住さん、べつやくさんとヨシダプロぐらいしか見分けが付かなかったのだったっけ。途中休憩を挟んで、終わるまでの４時間はあっという間だった。終演後はべつやくさんの「しろねこくんDX」に直筆サインを頂いてから、Ｚくんのかぶりものを被って藤原さんと記念撮影したところで、それ以上遅くならないうちに名残を惜しみつつ店を後にする。
