2007/12/24(月)

美ら海水族館

今日の予報は曇り時々雨、ということで屋内主体の観光メニュー。名護から本部方面に向かうバスはそれなりに本数があっても、海洋博公園を経由するのは少数で、1日に10本しかなく、一番早い便でも現地着が11時前になってしまう。これでは時間が勿体ないので、宿の前からタクシーに乗り、小雨の降る中「沖縄美ら海水族館」に到着したのが開館直後の8時半過ぎ。荷物をロッカーに預けてEdyで料金を払って入館。比較的空いている時間帯とはいえ、既に入館者が途切れることなく続いている。珊瑚礁の色とりどりの熱帯魚を見ながら、「黒潮の海」へと進むと、ジンベエザメの泳ぐ巨大水槽は相変わらずの迫力。さすがにこの時間だと「Café Ocean Blue」もまだ空いていたので、窓際というか水槽際の席に座って、ゆったりと泳ぐ魚達を観賞。

折角朝早く来たのだから、「黒潮探検(水上観覧コース)」を申し込むべきたったと気付いたのは、コーヒーを飲み終わった後のこと。既に2時間後以降でなければ空きがなかったので、今回はパスしておく。前回は時間がなくて駆け足で巡ってしまった分、今回はゆっくりと見て回ったが、水槽の数がそれほど多い訳ではないので、2時間掛ければ十分だった。まだ昼食には早過ぎたので、今日の第2の目的である「熱帯ドリームセンター」まで徒歩で移動。その辺の街路樹に着生ランが咲いているなんて、さすがは亜熱帯。

ドリームセンター

ドリームセンターは温室を中心とした亜熱帯植物園で、ランの温室も、ファレノプシス、バンダ、カトレアと種類別に3つあったりする。続く果樹温室もかなりの規模で、見慣れた果物に混じってかのカニステルまであるではないか。園内を半分見たところで休憩所があったので、タコライスで早めの昼食。回廊のハイビスカス展を見学してから、エレベーターで遠見台を上る。風は強かったものの雨は降っておらず、周囲は一通り見渡すことが出来たが、晴れていたらもっと景色は素晴らしいのだろうね。下りは螺旋階段を歩いて、ビクトリア温室やオーキッドガーデンを経て入り口に戻る。

おきなわ郷土村

外に出てもまだ雨は降っていなかったので、「おきなわ郷土村」も見学。県内各地と奄美地方の民家や倉庫を復元した施設で、建物の中に入ることが出来る。沖縄の伝統的家屋といえば赤瓦が有名だけど、琉球王朝時代は使用の制限が厳しく、庶民の使用は認められていなかったとのこと。園内を一通り見てから荷物を取りに水族館に戻ると、団体客も加わりかなりの混雑になっていた。帰りは路線バスに乗るつもりだったけれど、少し待たなければならなかったし、いよいよ雨も降って来たし、那覇に早めに着いておいて損はないし、ということで中央ゲートからタクシーに乗って名護バスターミナルへ。

高速道路経由だと那覇空港までは約2時間。手荷物を預けて早めの夕食。折角なのでと琉球御膳に泡盛も付けて。土産を購入した後は、氷ぜんざいを食べておくのも忘れずに。連休中は多頻度客が少ないのか、ラウンジは空いていた。羽田到着はほぼ定刻通り。沖縄の暖かさに慣れた後だと、ボーディングブリッジの寒さがこたえる。手荷物受渡場ではクリスマス企画で、バルーンアートがお出迎え。隣のレーンでは札幌からの到着客が荷物を待っていたが、こちらのレーンの人々の服装とはあからさまに季節差があった。