という訳で起きてから準備を再開。ぜんざいの残りを食べてからのんびりと家を出て、昼過ぎに空港に到着してもまだまだ余裕。なにせ出発は午後4時前だからね。なにせ連休初日なので、この便以降でないと安い運賃が設定されていなかったのである。通常なら時間が勿体ないと感じてしまうところだけれど、使用機材が国際線用のB747-400で、しかもスーパーシートに変更出来たので、座席は長距離線用のファーストクラス(^o^) 成田-伊丹で乗った時よりも飛行時間は長いから、お得感は高い。
羽田空港では久しぶりのバス連絡。冬場で西風が強いため、飛行時間が余計に掛かるとの案内があったが、この座席ならむしろ有難いかも。長崎空港に到着したのは午後6時過ぎで、既に暗くなり始めていた。まだ空港内のレストランが営業していたので、長崎名物の一つと言われるトルコライスを注文。「トルコ」の名前がついていてもトルコ料理という訳ではなく、トンカツ、ピラフ、スパゲティーの3つを組み合わせたもの。個別にはどこの洋食屋でも見掛けるメニューと言ってしまえばそれまでだが、必ずセットで出てくるのが長崎のトルコライスである。
空港からバスに乗って、長崎新地で下車。ホテルまでは少し離れていたが、路面電車に乗る程の距離でもなかったので歩いて移動。近くに夜景スポットがあるということだったので、部屋に荷物を置いてから外出。地図で見ると斜めに上がって行く道があるようだが、坂の街・長崎をなめてはいけないことは重々承知していたので、路面電車の終点まで歩いてから、「グラバースカイロード」と呼ばれる斜行エレベーターに乗り込む。終点の“5階”付近から向かい側の斜面や長崎港方面の夜景が見られるので、フェンスとセルフタイマーを利用して何枚か撮影してから、少し歩いて「垂直エレベーター」に乗り継ぐ。エレベーターは普通垂直なのだが、ここでは接続する斜行エレベーターと区別するために、あえてそう呼んでいるのだろう。そのエレベーターの“3階”で降りると、グラバー園第2ゲートに続く陸橋に続いている。ここから長崎港方面の展望が開けているので、いろいろ条件を変えて撮影。比較的暖かい夜だったとはいえ、丘の上はそれなりに風が冷たく、暫く撮影していると寒くなってきたので、適当な所で切り上げて宿に戻る。