2008/04/14(月)

高速フェリー

今日の天気は曇りで、北東の風という予報。おとなしく竹富島のサイクリングか、6年ぶりの石垣島内の観光バスというのも考えたけれど、やっぱり鳩間島に行きたかったので、高速フェリーを利用したフリーツアーを申し込む。月、木、土の週3日のみ運航で、鳩間島滞在は2時間弱だが、小さい島だし夕方前の飛行機に乗る日には手頃だろう。天気は回復傾向にあるので、朝の便が出れば昼の便が欠航になることはまずないだろうし。ということで8時丁度の船で石垣港を出る。フェリーとはいえ高速船と遜色のないスピードを出すせいか、それとも波が少し高いせいないのか結構揺れる。

1時間足らずで鳩間島に到着。港で自転車を借りると、時間がないので早速島内巡りを開始。東の井戸(アンヌカー)を見学してから、未舗装の外周道に入る。船原浜は道から少し遠いようだったのでとりあえずパスして進むと、次は道からすぐのところにある外若の浜。岩場の間に小さな砂浜があって、珊瑚礁の海が広がっている。天気が良ければもっと綺麗なのだろうね。さらに進むと島北部にある島仲浜。途中の千手ガジュマルに気が付かずに来てしまったようだが、まずは一周することを優先して立原浜へ。いずれも外若の浜と同じような風景だった。暫く進むと岩の上にガジュマルが根を張る印象的な場所があったが、少し先に行ってからそれが「夫婦石」であったことに気付き、慌てて引き返してじっくりと鑑賞。外周道に面した最後の屋良浜は幅が広く、左手には対岸の西表島が横たわっている。やっぱり天気の良い時に、是非もう一度来てみたい。

鳩間中森より

集落に一旦戻り、友利御嶽、西の井戸(インヌカー)を経て、鳩間中森へ。島の最高地点には石積みの物見台があって、島全体と近くの海を見渡すことが出来る~といってもすぐ南側には灯台があるので、現在では視界が遮られている。まだもう少し時間が残っていたので、千手ガジュマルを探しに島の北側へ。恐らくこれのことかと思われる大きな木が見つかったが、その反対側にも似たような木があったりする。帰りは東側を回って、船原浜を駆け足で訪れてから、集落に戻って自転車を返却。港に戻るとちょうど船が入港したところだった。慌ただしい島内観光になってしまったが、これで八重山諸島で定期便のある有人島に全て訪れたことになる。

石垣島に戻って、昼食は豪勢に石垣牛ステーキと八重山そばのセット。食後はあやぱにモールにある喫茶店「メームイ」で、名物のスペインチーズを。腹ごなしに周辺を散歩してから、バスに乗って早めに空港入り。那覇からの乗り継ぎ便のプレミアムクラスに空きがあったので、アップグレードを済ませてから搭乗待合室に進む。一つ前の便は定刻通りだったが、乗る予定の便は機材到着が遅れるため、出発も15分程度遅れるとのアナウンス。本来の乗り継ぎ時間が40分だったから、まぁなんとかなるかと思って待っていたら、到着がさらに遅れて出発も30分遅れになるとのこと。乗継ぎが間に合わなかった場合は次の便以降に振替えって、3時間以上後だからそれだとTXの最終に乗れないかも。まぁ、条件付きフライトと同様、間に合わないと決まった訳でないし、とにかく焦ってもどうにもならないので、なるべく時計を気にしないようにしてようやく到着した飛行機に搭乗。

プレミアムデリ

幸い那覇までのフライトは順調で、到着直前のアナウンスが乗継ぎ時間が短いのでお急ぎ下さい、ということは乗継げるということだよね。那覇空港に到着したのは、乗継ぎ便の出発時刻の10分前。前方席に座っていたので通常の搭乗案内に間に合ったが、乗継ぎ客が全て揃うのを待って十数分の遅れで出発。スーパーシートプレミアムの時は茶菓提供となる時間帯だったが、プレミアムクラスでは「プレミアムデリ」という軽食に変わっている。来る時には気付かなかったドリンクメニューが座席前ポケットにあって、白ワインはブルゴーニュになっていた。紅茶はSadaharu AOKIのアールグレーとのことなので、次の機会に試してみよう。

羽田到着予定は午後7時過ぎなので、少しくらい遅れても全く問題なし。高速バスは間の空く時間帯だったので、モノレールとJRで秋葉原に出る。平日でも今は割引きっぷが使えるんだね。TXはボックスシートに座れたので、車内無線LANを使おうとしたら、WEPキーが分からず接続出来なかった。ノートPCを変えた時、その辺りの情報は引き継げなかったからね。DoCoMoのサイトなら無料で接続出来たが、情報がどこにあるかよく分からず接続も途切れがち。携帯で確認しようとしてもそれらしき情報が出なかったので、諦めて自宅に帰ってからゆっくり調べることに。

フィリップ・プルマン「神秘の短剣(ライラの冒険II)」読了