2008/07/07(月)

岡山城

昨日で大体島内観光は終わったので、飛行機を一つ早い便に変更してから朝のフェリーで土庄を発つ。新岡山港でバスを乗り継いで、岡山駅に到着したのが10時半過ぎ。日中は間違いなく暑くなるので、駅前で昼食を取ってからそのまま空港入りしようかとも思ったけれど、折角時間があるので十数年ぶりに岡山市内観光をすることに。ロッカーに荷物を預けてから、路面電車に乗って城下で下車。案内に従って岡山城まで歩く。旭川のほとりに建つ黒塗りの天守閣は、オリジナルが空襲で焼失した後、40年前に鉄筋コンクリートで再建されたもの。前回近くまで来た時は、大河ドラマの関係だったのか「岡山と琉球展」開催中で、思わずパスしたため中に入るのは初めてである。4階までエレベーターで上がってから、まずは階段を登って最上階へ。開口部が小さく窓には格子があるので、近代的な展望台のような眺めは得られないものの、後楽園や市街地を見下ろすことが出来る。帰りは階段を使って、各階の展示を見学しながら地階の入口に戻る。

後楽園

城門を出て月見橋を渡り、対岸の後楽園に南門から入る。夏休み前の平日だと人影はまばらで、広い園内がさらに広く感じられる。唯心山に登ったり、沢の池の周りを巡ったりして、園内を順に見て回る。芝生の向こうには「烏城(または金烏城)」の別名がある岡山城の天守閣がずっと見えている。ハスの花にはまだ少し早かったようだが、ノウゼンカズラの鮮やかな橙色が印象的だった。おっと、ここにもタンチョウヅルがいるんだね。ソテツの群生というのも印象的だなぁや。園内を大体一周した後、南門から外に出て電停近くのイタリアンな店に入って昼食。

岡山駅に戻って荷物を取り出し、バスで空港入り。カード会社のラウンジで休憩してから、3時半前の便に搭乗。羽田に到着してからターミナル内で散髪を済ませ、高速バスで帰宅。