2008/08/16(土)

Red Carpet Club

いつもより遅いバスの利用だったので、普段よりも余裕を持って家を出られた。成田に到着後、4階で搭乗手続きを済ませてから、まずは地階の店で両替。4階に戻って今日発売の雑誌を買おうとしたら置いていなかったので、代わりに文庫本を3冊購入。他にも買い物をしてから、手荷物検査場を経て出国。今日は第3サテライトからの出発といっても、搭乗口は第3と第4の中間だったけれど、折角だから普段利用出来ないラウンジへ~ということで第3サテライトにあるユナイテッド航空の「Red Carpet Club」に入って、エレベーターで上階に移動。こちらは対象者が限られる上、米国便の時間にも早過ぎたせいか、他の利用客は見当たらなかった。搭乗まで時間があったので、とりあえずシャワーを浴びてから、滑走路が見える座席で寛ぐ。いつものラウンジより食べ物の種類は少なかったが、搭乗後は機内食があるのでサンドイッチを軽くつまめれば十分である。備え付けのパソコンでネットサーフィンなどしているうちに搭乗時刻が近付いてきたので、ラウンジを出て搭乗口に向かう。

ファーストクラス

既に搭乗が始まっていたルフトハンザのA340-300型機に乗り込み、最前列に着席。今回はビジネスクラスが取れなかったので、ファーストクラスにしたのである~といっても勿論マイル利用だけどね(^^; 出発前にネットで確認したら、座席数8に対して空席7と出ていたのでもしやとは思ったが、ドアクローズ後も他の乗客がいなかったので独り占め状態(^^;;; 出発前にシャンパンを頼み、上空ではフランスの赤ワインに切り替える。ここから先のサービスは事前情報通り、座席に赤いバラの一輪挿しが置かれ、バーカウンターには各種飲料がずらっと並べられる。赤いバラは洗面所にも生けられ、おしぼりにも花弁が一枚添えてあったりする。1回目の食事はキャビアに始まり、オードブルとメインディッシュ、チーズにデザートまで食べたらかなーり満腹になったので、デザートワインやディジェスティフ(食後酒)はパスして、仮眠を取ることに。事前に見た機内写真にあった座席後ろの床にあるスーツケースみたいな出っ張りは何だろう思っていたら、シートを倒した時の囲いが出るようになっていた。

西向きのフライトなので、小一時間で目を覚まして読書モードに入る。通常だと次の食事までは窓のシェードを閉めて機内を暗くするので、読書灯の光だけで読むことになるのだが、他に客がいないのでシェードを開けてくれた。実はこれが今回最高の贅沢だったのではないかと思う。文庫本を1冊読み終えて暫くすると、もう2回目の食事となったので、今度はドイツの白ワインを注文。食後にのんびりしているうちに着陸態勢に入り、約12時間のフライトを終えてミュンヘン空港(Flughafen München Franz Josef Strauß)に到着。

入国して手荷物を受け取り、税関を通って第2ターミナルを出て、第1ターミナルの地下から近郊鉄道(S Bahn)に乗車。約1時間でミュンヘン中央駅(München Hbf.)に到着し、駅に隣接したホテルにチェックイン。部屋で少し休憩してから外出し、明日のツアーの集合場所を確認した後、飲料水を調達してから宿に戻って就寝。前回利用した駅前のネットカフェは空き店舗になっていた。

上橋菜穂子「精霊の守り人」読了