2008/11/08(土)

そろそろ全員に届くはずの「ねんきん特別便」が来ていなかったので、あちこちに問い合わせたところ、住所変更が社会保険庁に反映されていなかったため、今年3月に旧住所宛に発送したものが宛先不明で戻ったままずっと放置されていたことが判明。住所変更を届けてから再発送されるまで数ヶ月掛かる可能性があるとのことだったので、直接社会保険事務所に出向いて確認することにした。最寄りの事務所は土浦にあるのだが、駅から少し離れているため土浦駅前でバスを乗り継ぐ。さすがに騒ぎが一段落しているようで、それ程待たされずに済んだ。学生時代の国民年金の記録が統合されていなかったものの、氏名と生年月日は正しく記録されていたので、統合申請を出すだけでよかった。とりあえず、払い込み月数の記録に誤りはなかったので一安心。

野菜カレーとナン

用事が済んだところでバス停まで戻って時刻を確認したら、次のバスまであとまだ20分。それなら待っているうちに駅まで歩けるということで、持参した地図を頼りに駅まで歩く。駅ビルは改装工事中だったので、歩道橋を渡って駅前ロータリーに面した大型スーパーで早めの昼食。地下のフードコートにカレー屋があったので、野菜カレーのセットを注文したら、大きな壷を使ってその場でナンを焼くという本格派だったので驚き。しかもそのナンのでかいこと。実は土浦もカレーの街として売り出し中だったことを、後日の新聞記事で知ることになる。

阿字ヶ浦駅

折角土浦まで出てきたのだから、そのまま帰るのはなんだか勿体ない。そういえば今シーズンの「ときわ路パス」は今月一杯だったし~ということで自由席特急券を買い足して下りの「フレッシュひたち」に乗車。いつの間にか寝入ってしまい、目が覚めたのは下車駅の勝田到着直前だったりする。車両切り離しのために長めに停車するので、それ程焦る必要はなかったのだけれど。1番線に移動してひたちなか海浜鉄道湊線の阿字ケ浦ゆきに乗り換える。この路線は2年前、茨城交通だった時に一度乗車しているが、その後第3セクターになったので乗り直すことにしたのである。前回は終点から海岸まで歩いてみたけれど、今回はそのまますぐに引き返す。

那珂湊駅

とはいえそのまま単純往復するだけではつまらないし、途中の那珂湊駅で車両をいろいろ見掛けたので、フリーきっぷであることを利用して降りてみる。旧型車や電気機関車、貨車の並ぶ構内を大きく回り込んで、踏切を渡った反対側で「日本初のステンレス車」を公開していたので、中に入って見学。残念ながら運転台などの保存状態が良くなかったが、昔の写真が沢山展示されていた。阿字ケ浦のホームが異様に長かったのは、海水浴客を運ぶ5両の臨時列車が国鉄から直通していたからなんだね。
茨城県大洗水族館「アクアワールド」まで歩けないこともないようだったが、天気も今ひとつだったのでパスして勝田に戻る。帰りはそれ程急いでいる訳でもなかったので、土浦ゆきの普通列車に乗継ぐ。それほど疲れを感じていた訳でもないのに、気が付けば殆どの区間を熟睡していた。バスでつくばに戻り、夕食も早めに済ませる。

テリー・グッドカインド「砂塵の中の影(真実の剣シリーズ・魔宮の凶鳥1)」読了