2008/12/20(土)

午前中に足りない物を買いに出掛けて、荷造りを済ます。昼前に家を出て、つくばセンターで食事してから成田ゆきのバスに乗車。第2ターミナルで下車するのは3年ぶりということになる。搭乗手続にはまだ早かったので、とりあえず両替してから薬局にも立ち寄る。用事を済ませたところで搭乗手続開始のアナウンスがあったので、カウンター出向いてチェックイン。サテライトからの搭乗となるので、出国後は懐かしのシャトルに乗って移動。成田ではスターアライアンス各社は第1ターミナルに集結しているが、ニュージーランド航空はコードシェア先の関係で第2ターミナルに残っている。そして自社やアライアンスのラウンジがないので、搭乗口近くの指定された他社ラウンジを利用することになる。昨年度まではJALの「さくらラウンジ」だったようだが、現在はカンタス航空のラウンジとなっている。という訳で初めてのワンワールド系ラウンジを利用することになった。ワインは勿論オーストラリア産が用意されていたので、ボルドータイプの赤を飲んでみたら結構美味だった。

クリスマス休暇直前の週末ということで、機内はビジネスクラスも含めて満席。ニュージーランド航空のビジネスクラスのシート(B777-200型機)は独特で、足置きを通路に向けて斜めに配置された座席が連なっている。このため窓際の座席に座っても窓は斜め後ろになってしまうが、2つの通路を挟んで4列なので、どの座席からも直接通路に出られるのが有り難い。さらに変わっているのが、離着陸時も座席のリクライニングを倒したままにしておけること。シートベルトが通常よりもかなり太くなっているが、中に入っているのは単なるクッションではなくてエアバッグだったということを後から知る。オットマンのような足置きにもシートベルトが付いていているが、ここにもう一人が腰掛ければ向かい合って食事が出来るという設計。

夕食をニュージーランド産の赤(ピノノワール)と一緒に楽しんだ後は、就寝モード。シートを倒せばフルフラットのベッドになることは知っていたが、ANAのファーストクラスのように座面ごと前にせり出すのではなく、背もたれが反転して裏側から別のシートベルトが出て来たのには驚いた。ベッドタイプとはいってもそれ程スペースが広い訳ではないので、恰幅の良い人には少々窮屈かもしれないが、完全に横になれるのは有難いことである。さぁ、これで熟睡出来ると思ったが、なかなか寝付けない。食事時間が終わったのが日本時間の午後9時だから仕方ないよね。と思いながら暫く横になっているうちにいつしか眠り始めていた。