2009/06/07(日)

ジャカランダの森

そして今日もいつものように、宿を出てタクシーで道の駅「なんごう」に向かう。「ジャカランダの森」も咲き進んでいる木が多く、全体的にかなり青紫色に染まっていた。到着直後はまだ雲が多かったが、次第に晴れ間が広がるようになった。様々な角度から撮影した後は、名残を惜しみつつ遠ざかり、昼間の茶碗山も鑑賞。次のバスまで1時間以上あったので道の駅で早めの昼食にしても良かったのだけれど、去年見付けたジャカランダの大木の場所を来る時に確認したので、麓まで歩いて幸島方面からのバスに乗ることにする。途中の公園でも少し咲いている木を見掛けたが、タクシーから一瞬見えた大木は今年も見事に花を咲かせていた。

テクノセンター

飫肥ゆきのバスに乗って油津駅近くで下車し、昼食の場所を探してみたが特に下調べをした訳でもなかったので見付からず、とりあえずミスドで軽く済ませておく。宮崎方面のバスの時間まで余裕があったので、ゆっくりとテクノセンターのジャカランダを鑑賞。今年も3ヶ所で咲いていたが、北東の木の花数がかなり増えていた。寝不足気味で歩き回った後なので、油津駅前からバスに乗ると眠気が襲ってきたが、なんとか目を覚ましたまま道の駅「フェニックス」で降りる。昨日バスで通り掛かった時からなんだか様子が違うと思っていたら、ジャカランダの並木の大半が移植されていたことに気付く。建物の裏手に駐車場を増設するためだったようで、移動していない木も根元の盛り土が削られていた。そのせいか去年よりも花付きは悪くなっていて、枝先にちらほらと咲いている程度である。以前は通り掛かったバスの車内から歓声があがるくらい見事な並木だったのが、建物のリニューアルの際の強選定で見る影もなくなってから、少しずつ回復する途上にあっただけに残念である。再びバスに乗って総合運動公園へ。川沿いのジャカランダ並木は去年と同じくらいの咲き具合だった。次のバスで空港入りし、入口付近の三角地帯のジャカランダを見に行ったら、今年はその向こう側の木も咲いていた。これで宮崎で知っている限りのジャカランダを全て見たことになる。

冷や汁定職で早めの夕食にしてから、買い物を済ませてラウンジで読書をしながら搭乗時刻を待つ。今回も羽田空港混雑による出発規制が掛かったが、結局遅れたのは5分程度で羽田到着はほぼ定刻通りになった。ちょうど最終の高速バスに間に合う時間だったので乗ったところ、途中何カ所かで工事渋滞があるとのアナウンス。ありゃま、少々乗り換えが面倒でもTXにするべきだったかと思ったが、迂回が奏効したようで25分遅れでつくばに到着。

マーセデス・ラッキー「女王の矢(ヴァルデマールの使者1)」読了