2009/10/22(木)

先日国立民俗学博物館で各国点字の展示を見た時に、ハングル点字がどういう仕組みになっているのか気になったので調べたところ、やはり一つの字母(子音または母音)に一つの点字(6点)を割り当てているとのこと。ただし同じ子音字母でも初声(母音の前)と終声(母音の後)では形が異なるようである。中国語点字の方は、声母(子音)と韻母(母音または母音+Nまたは母音+NG)に個別の点字(6点)を割り当てているので、アルファベットで表すピンインよりも少ない字数て済むようである。声調の点字もあるが、付けるのは任意らしい。

ついでに気になって調べたのがハングルの文字の種類。初声は19種類(子音)、中声は21種類(母音)、終声(パッチム)は27種類(子音)なので、単純計算だと1万を超えることになるが、実際に使用される組み合わせは3千程度という話もあるらしい。となると活字としては2千弱の常用漢字+仮名と近いレベルになるのかな。