2009/11/24(火)

今日の予報は一日中ずっと雨。実際、明け方から断続的に強い雨が降っている。こんな日は宿を早く出ても仕方がないので、読みかけの文庫本を読了してから刻限直前にチェックアウト。モノレールの駅まで少し離れているので大雨なら面倒かもと思っていたら、雨はすっかり止んでいて晴れ間ものぞくようになっていた。雨上がりに気温が高くなっているので、蒸し暑く感じる。とりあえず空港まで行って、空きがあったプレミアムクラスに変更してから手荷物を預け、機内持ち込み荷物はロッカーに入れておく。少し早いけれど昼食にしてもいいかな、ということでモノレールで市民病院前に移動して、前回と同じく「しむじょう」へ。2回目なので道は大体覚えていた。今回もやっぱりセットメニューを注文。そういえば末吉公園が近いみたいなので、今度来たときには行ってみようかな。

ゆいレール展示館

さて次は5年ぶりに首里城に行こうか、それともおもろまちの博物館に行こうかと迷ったが、平日しか開いていない施設に行ってみようということで、那覇空港まで引き返して、「ゆいレール展示館」を目指して歩く。途中の立体交差で少し道が分かりにくくなっているが、基本的にはモノレールの高架沿いに進むことになる。展示館は車両基地に隣接した本社の敷地内にあり、1階はゆいレール関係の展示、2階には過去の沖縄の鉄道に関する資料や個人寄贈の鉄道関連蒐集品が並んでいる。昔は那覇と首里を結ぶ路面電車の他、那覇から嘉手納、与那原、糸満の3方向に延びていた軽便鉄道等があったが、いずれも終戦までに運行停止となっている。その時代の那覇駅はどこにあったのかなと地図を見てみると、現在バスターミナルになっている場所だった。

那覇空港まで歩いて戻り、ぜんざい(かき氷)を食べてから買い物を済ませ、保安検査場に進むとかなり混雑していた。ラウンジで休憩した後、搭乗口に進むと、外は大雨となっていた。天候の関係でベルト着用サインは長めに点灯していたが、長距離線なのでプレミアムクラスのサービスには殆ど影響がなかった。プレミアムデリ(軽食)はサンドイッチだったので、Ch´teau du Catillon 2006(AOCオーメドック)を注文。

クリスマスツリー

羽田で手荷物を受け取り到着ロビーに出た時点で、次の高速バスまで1時間以上。荷物が少なければモノレールに乗っていたかもしれないけれど、平日の夜に荷物を持って2回乗り換えるのも面倒だったので、バスの切符を買ってからターミナルで時間つぶし。カード会社のラウンジは到着時も使えるのだけれど、出発客がメインなので午後8時で閉まるのが残念。第2ターミナルのクリスマスツリーは、今年もやっぱり青いんだね。帰りの高速は特に渋滞もなく、つくばには午後10時過ぎに到着。

ジャクリーン・ケアリー「森と狼の凍土(クシエルの矢3)」読了