2009/12/05(土)

今日は遅めの出発だけど、支度やら片付けに手間取って快速に乗り損ねたため、羽田到着は40分前となってしまった。雑誌と空弁を買って、通り道にあるラウンジで少しだけ休憩してから、南ピアの一番奥にあるゲートから搭乗。離陸旋回時にD滑走路を見ると、ほぼ形が出来上がっていたようだ。空弁を食べた後は、持ち込んだ雑誌と機内誌を読みながら過ごす。降下中は一面に広がる海苔養殖の筏を見ながら、有明佐賀空港に着陸。関東地方は天気が下り坂だったが、こちらは回復途上にあって曇り。

佐賀城本丸歴史館

バスの出発まで15分あったので、足早に屋上の展望デッキに行ってみる。滑走路の向こう有明海越しに見える山は、後から調べると雲仙方面だった。ANA塗装のYS-11が展示してあったが、現在は一般公開されていないとのこと。さらに上にある展望台からは山側に広がる佐賀平野を望むことができたが、脊振山地は雲に隠れていた。1階に降りてターミナルの全景写真を撮ってから、佐賀市営バスに乗車。佐賀駅に向かう途中で旧市街を通るので、途中の博物館前で下車して、佐賀城跡に向かう。現在も残っているのは鯱の門と続櫓は、国の重要文化財に指定されている。本丸には本丸御殿が復元され佐賀城本丸歴史館となっている。中は広間を始め廊下も全て畳敷きとなっていて、10ある建物を順に回ると結構な距離となる。一番南にある後座間のみは本来の建物で、移築されていたものを戻したのだそうな。中の展示資料も見て、1時間以上の滞在となった。天守閣があった天守台に登ってから、佐賀城公園を後にする。といってもコの字を逆にした外堀は今も残っていて、500メートル以上歩いてようやく反対側の堀を渡ることになる。堀の中には博物館や県庁もあるが、民家や商店もありすっかり市街地となっている部分もある。

旧古賀銀行

さらに500メートル以上歩いて、佐賀市歴史民俗館へ。5つある歴史的建造物の総称で、まずは一番手前にある旧古賀銀行に入る。煉瓦タイルの洋館で、階段を上がってカウンターのある吹き抜けを見下ろすことが出来る。これからイベントがあるのか、グランドピアノが持ち込まれていた。残り4つの建物は近くなのだけれど、閉館時間までに全てを見学するのは無理だろうし、ちょっと疲れていたので続きは明日にしておこう。

シシリアンライス

駅に向かう途中の商店街にある店に入って、ご当地グルメの「シシリアンライス」を注文。店によって若干アレンジされているが、基本はライスに炒めた肉を載せ、さらに生野菜を載せてからマヨネーズを網掛けしたもの。沖縄のタコライスに似てなくもないが、薄切り肉を使っていて辛味もない。予定よりもだいぶ早い夕食となってしまったので、佐賀駅前の宿にチェックインしてからコンビニに行って、別腹を本腹に編入!?