2010/01/24(日)

雌阿寒岳

バスの時間よりも早めに宿を出て、バスターミナルに荷物を預けてから今日も湖上に出る。午前中はまだ気温が低いので、昨夜とあまり変わらないようだったので、少し沖まで歩いてさっさと撮影を済ませる。昨日来た時は逆光で雲に隠れていた雌阿寒岳方面も、今日はくっきりと見ることが出来る。ターミナルに戻って荷物を取り出し、営業所で乗車券を購入してからバスに乗車。峠を越えて旧阿寒町の中心部手前にある「丹頂の里」まで約40分。海に近付いたせいか、かなり暖かく感じる。てゆーか、屋外の温度計はプラスを示していた。

タンチョウ

バス停近くの売店で軽食を食べてから、「阿寒国際ツルセンター」に入館。時間はたっぷりあったので、館内の展示をゆっくり見学した後、屋外に出てタンチョウが群れ集っている給餌場へ。3年前に鶴居村で見た時よりも距離が近かったので、標準ズームでもそれなりに撮影出来たけれど、やっぱり望遠ズームを持って来るべきだったと少し後悔。周りには超望遠レンズを構えた人達がずらりと並んでいたりする。ここは給餌場なので、殆どの鶴が地面の餌をついばんでいるので、首を上げた優美な姿はなかなか見せてくれない。時折飛び立ったり飛来したりする個体もあるが、一瞬のことなのでカメラを向けてもなかなかうまく撮影出来ない。それ程寒くないのをいいことに30分くらい粘ってみたが、さすがに寒くなってきたので隣接の分館「タンチョウ観察センター(冬期のみ営業)」に入って暖まる。

路線バスは1日4本しかないため、ここでの滞在時間は4時間半。シャッターチャンスを狙ってさらに粘り続けることも不可能ではなかったが、苦労対効果(!?)を考えてツルセンターの館内に戻る。2階に休憩所が設けられていたので、これ幸いと持参した文庫本を読みながら時間つぶし。バスの時間が近付いてきたところで外に出て、途中の「道の駅阿寒丹頂の里」でソフトクリームを食べてから、停留所でバスを待つ。夕方近くなり日がかげってきたが、それ程寒くは感じなかった。釧路空港までは30分弱。途中で眠りそうになったりしたが、無事降りることが出来た。売店に行ったらまだ「じゃがポックル」が残っていたので、今度は迷わずに購入。って、他の店でも結構普通に売ってたりするんだね。発売開始からだいぶ経って品薄状況は改善されたのか、それともオフシーズンでたまたま入荷直後だったからなのか。まさか類似品じゃないよねと、名称と製造元を再確認したりして(^^;

羽田では久しぶりの沖止め。といっても第2ターミナル正面の駐機スポットだったりする。割合早い時間で荷物もそれ程多くなかったので、モノレールとJRとTXを乗り継いで帰る。

ジャクリーン・ケアリー「深紅の衣(クシエルの使徒1)」読了