2010/04/18(日)

東南植物楽園

最終日は早めに宿を出て、世冨慶(よふけ)から高速バスに乗って名護を出る。沖縄北ICバス停で下車して、うろ覚えの道順で東南植物楽園まで歩くこと約30分。植物園というよりテーマパークなので、植物が所狭しと植わっている訳でなく、広々としたトロピカル庭園といったところである。それでも様々な色の熱帯スイレンやブーゲンビリア、ハイビスカスが開花していて、リュウゼツランも3株が立て続けに咲いていた。例年ならヒスイカズラの時期らしいが、沖縄でも低温続きだったようで、まだつぼみのままだった。水辺や高台を回って園内を一周したところで外に出る。

道の駅かでな

そのまま空港に戻るには早過ぎるので、大まかな地図と記憶を頼りに歩こうとしたら、ちょうど流しのタクシーを捕まえることが出来たので、道の駅かでなへ。とりあえず2階のレストランで早めの昼食。4階の展望デッキからは、嘉手納基地の滑走路を見下ろすことが出来る。滞在中に何度か戦闘機が離陸したが、轟音は旅客機の比ではないことを実感。すぐ近くのバス停で時刻を確認したら、ちょうど10分後に来ることになっていたので、そのまま読谷ゆきのバスを待つ。

座喜味城跡

終点の少し手前の高志保入口で下車して、またまた30分歩いて座喜味城跡へ。一年前に来た時は本降りの雨だったけど、晴天の今日なら見晴らしが良いだろうと再訪したのであるが、あいにくと天気は既に下り坂。空にはかなり雲が増えいて、本島南部方面ですら霞んでいる。晴れていれば見えるはずの慶良間諸島も、そちらの方角にぼーっとした影が、少し見えるか見えないのかという程度。といっても雨は当分降らなさそうだったので、前回よりは落ち着いて見学することが出来た。

高志保入口まで戻って那覇ゆきのバスに乗車すると、やはりというべきか、途中で眠りに落ちる。県庁北口で下車して、モノレールで空港入り。いつものように氷ぜんざいを食べた後、売店経由で保安検査場に進むと長蛇の列が出来ていたけれど、ラウンジで一休憩する時間はあった。4月から普通席の飲物サービスが有料化しているが、リクエスト制になっていた短距離線とは異なり、さすがに長距離線だとカートで回って来ていた。スタバのコーヒー(200円)が、キャンペーン期間中は無料になっていたので試してみる。機内プログラムがボルドーワインだったので、これは見なければと手持ちのイヤホンを使ってみたが、耳を手で押さえないと聞き辛かった。リクエスト制になった機内専用ヘッドホン(無料)だったら、もう少し聞き易かったのだろうか。

羽田にはほぼ定刻通りの到着だったので、つくばゆきの高速バスに間に合う。バスを降りてすぐにコンビニで買い物が出来るとは、なんて有難いことだ。お、その隣にはミスドが開店するのか。