ムサカを作りながら、イスタンブルで購入したワインを開ける。トルコワインの知識は皆無だったので、主に値段を見て選んだのであるが、Alçitepeの2007で、品種はカベルネ・ソーヴィニヨンとシラー。開けたてはやはり渋かったので、デカンタに入れて暫く放置。ムサカのオーブン加熱が終わって、さあ食べようかと思ったところで主食を用意していなかったことに気付く。高速炊きでも30分近く掛かってしまったが、その分ワインのデカンタージュが進んだようで、香りが強く味が落ち着いていた。何も考えずボルドー用のグラスを使ってしまったが、カベルネ・ソーヴィニヨンを使用しているのだし、酸味が強調されすぎてはいなかったので、間違いではなかったのだろう。若いうちに飲んでしまったけど、本当はもっと熟成させた方が良かったのかな。