2010/11/23(火)

国際花卉博覧会

宿の近くで2010台北国際花卉博覧会が開催中で、滞在最終日の半日を過ごすには丁度いいかな~ということで開場時間の少し前に「美術ゲート」へ。チケット売場は既に開いていたので、一日券を買って入場待ちの列に並ぶ。開場となったところでまずは「美術公園エリア」の「世界庭園」から鑑賞。アジアを中心とした二十数カ国の展示があり、行ったことのあるタイやオランダは懐かしく感じると共に、未訪問のベトナムやインドネシアもそのうち行ってみたいなと思う。平日なので子供の団体が目立つようになってきたが、休日は間違いなくもっと混雑するのだろう。各国庭園を一通り巡ってから、歩道橋を渡って「円山公園エリア」に移動。パビリオンには行列が出来ていたけれど、今日は屋外展示だけ見て回る予定なのでそのまま素通りして、上海庭園、西安庭園経由で花壇が広がる区画に出る。パンフレットでは色とりどりのパッチワークが描かれていたが、季節のせいなのか一部を除いて落ち着いた色調の花が多かった。

林安泰古厝

文化館の百芸広場ではパフォーマンスが行われているようだが、こちらもパスして地下道を通って「美術公園エリア」に戻る。そのまま「新生公園エリア」に向かおうとしたら、通り抜けが出来ないようだったので、予定を変更してシャトルバスに乗って一番奥の「大佳河浜公園エリア」に出る。川沿いのエリアには台湾文化植物やデザイン花壇などのコーナーが、ゆったり目に配置されていた。川向こうの丘の上に宮殿のような巨大な建物があったが、どうやら有名なホテルらしい。高速道路を潜って「新生公園エリア」に入り、3日前に行こうとして果たせなかった林安泰古厝を見学。閩南式庭園を伴う18世紀の福建式四合院建築で、屋内はもちろん岩山からの眺めや池の周囲の景色なども印象深い。その南側にあるパビリオンは屋上庭園の散策も出来るとのことだったが、定員制で順番待ちが長そうだったので入口を探すことなく通過。「木陰の花壇」「迷宮花園」「怡情園」と順番に見て回った後、「花のトンネル」を通って「美術公園エリア」に戻り、会場の外に出る。今日もどんよりとした天気だったが、結局傘は必要なかった。

機内食

夕方は機内食があるから昼は軽く済ませようと魯肉飯の店に行ってみたら、外で順番待ちをしているようだったので、コンビニで鶏肉を載せた燕麦飯と紅豆豆花を買って食べる。宿の部屋は出発直前まで使えることになっていたので、少し休憩してから荷造り。チェックアウト後は手配していた車で、松山空港入り。搭乗手続と保安検査、出国審査を済ませ、免税店で買い物をしてからラウンジに入場。点心がいろいろあったけれど、それ程空腹ではなかったのでほんの少しだけ。来た時は4時間掛かったが帰りは3時間のフライト。機内食のメインは「牛肉のすき焼き風ご飯」にして、ボルドーのChâteau Moulin à Vent 2007(ACムーリザンメドック)を選ぶ。

羽田の新国際線ターミナルには到着ラウンジも出来たけど、既に閉まっている時間だったので、モノレール、JR、TXと乗継いで帰宅。4日間亜熱帯で過ごした後なので、関東は肌寒く感じる。