2010/12/06(月)

夜のうちに雨。このまま天気が悪いようなら、のんびりと空港に向かおうかと思っていたけれど、早めに回復しそうだったので宿を出て宮国ゆきのバスに乗る。市内中心部を通る路線なので、バス停まではすぐだった。終点で下車して5分ばかり歩くと、「うえのドイツ文化村」に到着。入口付近にロッカーはなかったので、そのまま荷物を持って乗船場に向かう。

水中観光船より

半潜水式水中観光船「シースカイ博愛」はある程度沖合に出たところで、下層デッキが開放される。水深1メートルの窓から海の中を観察出来るようになっているいるので、真上から覗き込むグラスボートとは視点が異なる。構造上椅子が低いので座り辛いが、平日の朝で乗客が少なかったため、係員の助言に従って椅子の上に寝そべって観察。巨大サンゴの真上に来ると、スズメダイ、チョウチョウウオ、カワハギなど色とりどりの魚が群れをなして泳いでいる。大物としては出航前にウミガメを見掛けた他は、沖ではウミヘビが視界の端をよぎったただけで、一瞬過ぎて写真を撮ることは出来なかった。いくつかのサンゴを渡り歩いた後は港に戻り、45分のクルーズが終了。

文化村入口で時間調整をしてから、平良ゆきのバスに乗って空港ターミナル前で下車。宮古空港には一日十数往復の便が就航しているが、空港前に乗り入れるバスは3往復半しかない。このためフライトとはなかなか時間が合わず、これまでタクシーでばかり移動していたので、バスの利用はこれが初めてとなる。カウンターで那覇からの乗り継ぎ便をアップグレードしてから、ターミナル内で昼食を済ませる。離陸後は東平安座崎が手に取るように見えたが、ベルト着用サインが消える前だったので撮影は出来ず。灯台近くに円い珊瑚礁があって、太陽が遊びに来た名残という伝説があるらいいけど、上空から見ると実は楕円形なんだね。

ゴールドジェット

那覇空港到着後は、ターミナルまでバス連絡。乗り継ぎにかなり余裕を持たせてあるので、一旦到着ロビーに出る。いつものようにぜんざい(かき氷)を食べた後、保安検査場を通って搭乗待合室に出ると、31番スポットにゴールドジェットが待機していたので、よく見える場所に移動して撮影。ラウンジで休憩してから搭乗口に向かうと、今度は34番スポットにモヒカンジェットが。残念ながらこちらは真正面からしか撮影することが出来なかったけど、その後も赤い羽根ペイントを見掛けたりする。

羽田到着は北口だったけれど、南口の出発ロビーに移動して、閉店前の「フォートナム・メイソン」で茶葉を調達。高速バスでつくばに戻り、駅前のコンビニで牛乳を買ってから帰宅。といってもエレベーターが補修中なので、荷物を全て抱えて階段を登らないと、家にたどり着けないのであった...