2010/12/11(土)

新青森駅

北千住経由で上野に出て、新幹線ホームに下りる。途中で買った駅弁は、羽田空港で売っている「空弁」と同じ内容という気がしないでもない。「こまち」を先頭にした「はやて」に乗り込み、北に向かう。速達タイプなので上野以外の停車駅は、大宮、仙台、盛岡、八戸のみ。盛岡で「こまち」を切り離し、八戸からは先週開業したばかりの延伸区間となる。途中の七戸十和田を通過したことには殆ど気付かず、あっという間に終点の新青森に到着。新幹線ホームは雪覆いに囲われているけれど、外は予報通りの雨。北海道方面へのさらなる延伸が予定されているため、新青森は青森市郊外の奥羽本線との接続駅となっている。ここから隣の青森駅までは在来線で7分だけど、待ち時間が20分以上あったりする。普通列車の本数が少ないため、青森-新青森間は特急券不要という特例があるけれど、やって来たのは701系の普通列車。

県立浅虫水族館

青森駅に着いてもチェックインにはまだ早い時間だったので、ロッカーに荷物を預けてから青い森鉄道に乗車。先週まで東北本線だった八戸-青森間が第3セクターとなっているが、車両は東北本線カラーの701系に、「青い森鉄道」のシールを貼り付けたもの。そういえば駅構内のアナウンスも“東北本線野辺地ゆきは、失礼しました、青い森鉄道野辺地ゆきは~”と言い直していたっけ。浅虫温泉で下車し、線路沿いに10分ほど歩いて県立浅虫水族館へ。入場後少し休憩してからイルカショーを見学。前から3列目に座り、水面にも割と近かったので、6頭のイルカが交互にジャンプするのはかなり迫力があった。時節柄、係員もサンタ衣装を着ていたし、クリスマス用に飾り付けた水槽もあった。そして新幹線延伸記念ということで、新幹線車両のイメージで魚を展示していたりもする。水槽の数はそれ程多くないので、一通り見て回っても閉館時間までかなり余裕があった。

牛バラ焼き

次の下り列車まで45分もあったので、駅前の道の駅「ゆ~さ浅虫」5階にある温泉を利用してから、駅の待合室で待機。先週までは在来線特急が停車していたので、ホームには乗車位置表示がまだ残っている。現在は普通と快速のみの駅となってしまったが、寝台特急は今でも通過しているし、貨物列車も数多く走っている。青森駅に戻って駅前の宿にチェックイン。夕食は駅構内の店で牛バラ焼き。これも青森の地元料理なのだそうな。