2010/12/12(日)

青い森鉄道

前線の通過により気温が下がり、窓の外は一夜にして雨の街から銀世界に変わる。荒天の影響で五能線や大湊線に運休が出ているようだが、比較的内陸を走る青い森鉄道は大丈夫だろう、ということで八戸ゆきの快速に乗車。青森を出てから雪煙を上げながら走り続け、浅虫温泉、野辺地と過ぎたが、上北町に着く頃には雪が殆どなかったので驚く。終着の八戸はただ寒いだけで、雪が降った形跡すらない。八戸地方の今日の予想最高気温は、津軽地方と同じく3℃。時間調整のため駅近くの温泉に行くと、10分歩くうちにすっかり冷え切ってしまったが、十分に温もっていた帰りはそれ程寒く感じなかった。

せんべい汁

昼食は八戸名物のせんべい汁。想像していたものよりは歯ごたえがあり、餅に近い食感だった。八戸駅は市中心部の本八戸から離れているので、駅前に特に見所はないようだし、何よりも寒いので、駅構内で土産を購入してからさっさと新幹線待合室に入る。在来線の駅は青い森鉄道に移管されたため、新在乗換改札は廃止されていた。八戸線はJRのままだけれど、ホームの一部を間借りするような形になっている。それを言ったら大湊線に至っては、他のJR路線から完全に孤立してしまったのだけどね。少々の雪では影響を受けない東北新幹線は、勿論平常通りの運転。定刻通りにやって来た「はやて」に乗車。今度は盛岡までの途中駅に停車するタイプだったが、行きと帰りで停車パターンを逆にすればよかったかも。

安いうちにと上野でユーロを購入してから、「茶・銀座」経由で「あるでん亭」へ。注文したのはチキンとグリンピースのトマトソース。これなら自分でも作れそう。つくばに戻り、今夜も全荷物を抱えたまま階段を上って帰宅。