2010/12/23(木)

与勝諸島

久々の早い便利用ということで、眠気をこらえながらまだ暗くて寒い午前6時前に家を出て羽田入り。今日もD滑走路からの離陸で、前回と同じく江ノ島の向こうに富士山が見える。その後も大体同じルートとなったが、奄美諸島は比較的雲が少なかったため、奄美大島や徳之島、沖永良部島などがはっきりと確認出来た。今回は沖縄本島中部辺りまで来てもまだ着陸態勢に入っていなかったので、一部雲に覆われた与勝諸島や与勝半島を撮影。本島南部の喜屋武岬付近は綺麗に晴れていたが、さすがに着陸直前なので撮影出来ない。

藪地島

沖縄は今日のうちなら天気が良いという予報だったので、那覇空港到着後すぐにモノレールでバスターミナルに移動し、荷物を預けてから屋慶名ゆきのバスに乗る。那覇を出てから2時間、終点少し手前の東屋慶名で下車して海辺に出る。金武湾に浮かぶ与勝諸島や海中道路がパノラマとなって眼前に広がっているが、一部は雲の影で暗くなっている。少し南に歩いて短い橋を渡った先にあるのが、今日の目的地である藪地島。橋から続く道路は島の中央部を通り、両側にはサトウキビ等の畑がある。無人島であっても農作業の車がちょこちょこ出入りしているし、観光客もたまには来るようである。

ジャネー洞

島の南端で道路が終わり、林の中の階段を下りて海岸に出ると、対岸の与勝半島は逆光となっている。階段のすぐ近くにあるジャネー洞は、6千年以上前の土器が発見された住居跡。薄暗い崖から始まる洞窟には何の灯りもなかったので、入口から少し覗くだけにしておく。その後は元来た道を引き返し、藪地大橋を渡って与勝半島に戻る。運転本数の多いバス停に出てみると、ちょうど別系統のバスが来るところだった。終点の那覇バスターミナルで下車し、荷物を取り出してから近くの宿にチェックイン。そして夜はいつものように「くまのみ」へ。といっても前回は年始めだったから、ほぼ一年ぶりということになる。今朝の予報だと明日は午後から雨になっていたが、夜になって再確認すると天気はなんとか夕方までもちそうである。