2011/01/30(日)

キハE130系

これだけ厳しい寒さが続いているのだから、冬ならではの景色を見ておこうかな~ということで朝早く家を出て土浦ゆきのバスに乗る。常磐線下り勝田ゆきは、15両編成のうち後ろ10両が土浦で切り離しとなるため、階段を下りてからホーム前方までかなり歩くことになる。今日は勝田でマラソンがあるらしく、車内はそれらしい格好をした人達で混雑。水戸で降りて水郡線ホームに回ると、キハ110系ではなく見慣れない車輌が停まっていた。形式名としてはキハE130系で、2扉のキハ110系では混雑が激しくなったため投入された3扉車である。他線区には投入されていないので、今のところ水郡線専用形式となっている。水戸を出た後は上菅谷で常陸太田支線と分かれ、山形宿から久慈川沿いに走り続け、約1時間で袋田に到着。

袋田の滝

対向列車が遅れていたため少し遅れての到着となったけど、さすがにバスは駅前広場で待っていた。わずか10分の乗車で終点の滝本に着くが、ここから目的地まではさらに1km近く歩くことになる。部分的に凍った滝川を見ながら遊歩道を辿り、観瀑トンネルに入る。紅葉シーズン程ではなくてもそれなりに人は多く、エレベーターに乗るのに少し待つ。第2観瀑台に出て階段を上ると、目の前にはほぼ氷結した袋田の滝が。一部は水が流れていて滝音が轟いているけれど、ほぼ全面的に凍っている。流れ落ちる途中で凍り付いた水は氷の彫刻のようで、3時間掛けて見に来るだけの価値はある。エレベーターで下に降りて第1観瀑台からも凍った滝を見上げてから、吊り橋経由で滝見台にも上る。途中、生瀬滝展望台へのハイキングコースがあったが、雪が残る状況だとちょっと厳しいかなということで、今回は止めておく。

袋田滝川

次のバスは1時間半後だったが、今から歩けば一つ前の列車に間に合うので、駅に向かって歩き始める。とりあえずバスで来た道を逆に辿ってみたけど、一旦高台に上ってから降りることになり、歩道に雪が残っていて歩きづらい。後から調べると県道をそのまま歩いた方がずっと楽だったことが判明したが、上からの景色が眺められたので良かったということにしておこう。歩いているとそれ程寒くないとはいえ、露出部分はかなり冷たいのでマフラーや帽子を持って来て正解だった。駅の待合室で30分待ってから水戸ゆきに乗車。乗り継いだ常磐線は土浦ゆきで、始発の特別快速と接続していた。駅前で軽く食べてからバス乗り場に向かうと、ちょうど筑波大学中央ゆきが発車するところだった。

2日連続で出掛けて疲れていたけれど、頑張って買い物をして料理を並行してつ作る。今日のワインはChâteau Brane Cantenacの2003(ACマルゴー)。最近コストパフォーマンスの良いワインを立て続けに飲んで、これなら格付けワインを飲まなくてもいいのではないかという気になりかけていたが、やっぱり深みや繊細さが違うように感じる。その感想は値段に全く影響されていないとは言い切れないのだけれど(^^;