2011/02/13(日)

マングローブ

離島桟橋で乗船券を購入して、西表大原ゆきの船に乗り込む。今日は曇り時々雨の予報だったけれど、少しだけ晴れ間が出ている。波も穏やかなようで、冬場は欠航が多い西表上原ゆきも運航しているようである。ただし通常35分のところ、45分掛かって大原港に到着。近くの店でバスの一日乗車券を買ってから、仲間川遊覧を申し込む。出航まで少し時間があったので、その辺で時間つぶしをしてから、個人客用の船に乗る。大原港を出てから海をゆく間は少し揺れたが、仲間川の河口に入ると揺れはおさまる。川を遡りながら要所要所で減速して、マングローブなどの解説を聞く。8年前の前回はツアーの時間が押していて、船はほとんど減速しないまま進み続け、しかも感度100のフィルムを使っていたので撮影が困難だったが、今回は時間に余裕があるので落ち着いてデジカメで撮影することが出来た。

サキシマスオウノキ

約30分で到着した船着き場で下船し、遊歩道を少し歩くとサキシマスオウノキの巨木と久しぶりの対面。高さ4メートルの板根から推定される樹齢は400年というから、8年くらいでは殆ど変わっていないはず。なお、30年前の発見当時の推定が400年だったので、現在は430年くらいかもしれないとのこと。川を上っている間に天気が回復して、船に戻る頃にはすっかり晴れて暖かくなっていた。空が青いとマングローブの緑が映えるから、写真の撮り甲斐もあるというもの。その分逆光条件だと白く飛んでしまうのだけど。帰りは同じコースを下るだけなのでスピードを出し続けていたが、途中で乗客がカンムリワシを見付けたので少し離れた場所で停船。木の上に留まっていたので最初は判り難かったけれど、首の向きを変えたりするうちに識別出来るようになった。さすがにコンパクトカメラの望遠では難しいかな。

大原港に戻って近くの食堂でチャンプルーを食べてから、路線バスで移動。予想外の晴天で海の色も綺麗だけれど、走っている最中は撮影し辛いので眺めるだけ。西表島温泉で下車して、一年ぶりの日本最南端の温泉へ。今回は水着を持参したので、屋外の露天風呂にも入る。昨日と比べるとだいぶ暖かくなったけれど、温泉の外に出ると肌寒い。バスが来るまでだいぶ時間があったので、ホテル入口で時間調整。天気は下り坂となり次第に雲が多くなる。大原港から石垣港に戻る船も結構混雑していた。2日連続で飲んだ後なので、今夜はおとなしくA&Wでモッツァバーガーとルートビアのセット。