2011/02/12(土)

石垣やいま村

今日は風が強く海も荒れているので、離島には行かず石垣島内観光。といってもどんよりと曇っているので、自然よりも文化ということでバスに乗って「石垣やいま村」へ。3年前に自転車で立ち寄った時には「八重山民俗園」という名前で、園外の食堂で昼食を取っただけだったので、入場するのは今回が初めて。「やいま」というのは地元の言葉で八重山のこと。園内には石垣市内にあった古い家を移築してある。それらを順に見学しているうちに、「家遊び(やーあしび)」が始まる時間となったので会場に移動。参加者には三板(さんば)が手渡され、最初の2曲は歌や踊りに合わせてリズムを取るだけだったが、3曲目は「安里屋ゆんた」に合わせて一緒に踊ることになっていた。初心者向けにゆっくりとした演奏になっていたけど、手足を動かすパターンが十種類くらいあったので、ちょっとというかかなり混乱してしまった。最初は他に客がいなくて少々緊張気味だったが、途中から参加者が増えて最後は20名くらいになっていた。終了後、リスザル園やマングローブ群落など、園内の残りを見学してから外に出て、11時過ぎのバスで石垣市街に戻る。

島野菜の天ぷら

昼食はバスターミナル近くで焼肉定食。千円のランチ(コーヒー付き)でも、炭火で焼いて食べるようになっていたので驚く。午後はまず石垣市立八重山博物館を見学。9年ぶりだと思っていたけど、後から調べたら3年ぶりだった。どうりで思ったよりも記憶に残っているはずである。続いて訪れた宮良殿内(みやらどぅんち)の方は、確実に9年ぶり。国の重要文化財となっている琉球王朝時代の邸宅だけれど、そういえば建物の中は見学出来ないのだったっけ。もう少し先まで歩いて、補修が終わった権現堂とその隣の桃林寺に訪れてから、「メームイ」でスペインチーズを。夜は「三虎」で八重泉。島野菜天ぷらの盛り合わせを頼んだら、アダンの新芽やオオタニワタリの他、ピパーツ(島胡椒)もあった。