2011/06/04(土)

ネットで予約した指定券・乗車券を、秋葉原の自動券売機で受け取る。1枚ずつ選択して発券するのに時間を要したが、同時に発券出来るのは5枚までとなっているようで、6枚目はまた最初から操作することになった。東京に移動して新幹線改札を通り、N700系「のぞみ」に乗車。最近は新幹線に馴れた(?)のか、着席時にシートベルトを探さないようになったし、座席前のテーブルを使うのを出発まで待たないようになっている。道中はずっと晴れていたが、視界は良くないので新富士駅付近でさえ富士山は見えなかった。

横川中堂

京都で下車し、ロッカーに荷物を預けてから地下街で昼食。混み始める時間帯だったので、一番近くの店に入って「京のおばんざい定食」を注文。バス乗り場には早めに行ったけど、思ったよりも客が多かったので結果的に正解だった。午後は1便しかないバス(=昼過ぎの終バス)に乗って、烏丸通、出町柳を経て山中越から比叡山に入る。時刻表によると延暦寺バスターミナルで山上シャトルバスに1分で乗り継げることになっていたが、京都駅からのバスの到着が遅れても待っていてはくれなかった。20分以上待って次のシャトルバスに乗り、終点の横川(よかわ)へ。往復運賃よりも一日乗車券の方が安かったので、車内で購入。延暦寺は東塔、西塔、横川の3つに分かれていて、拝観券は3塔共通。あまり時間がなかったので、横川中堂、四季講堂など主な建物を巡ってから、バスで西塔に移動し、常行堂や法華堂、釈迦堂を見学。再びバスに乗って東塔に移動し、大講堂や国宝の根本中堂、文珠楼、阿弥陀堂を見て回る。国宝殿は相当急がないと入館刻限に間に合わなかったので、またの機会にしておく。帰りはロープウェーとケーブル、叡電を乗り継いで出町柳へ。

音楽噴水

駅前で時間調整をしてから、一年前にも行ったワインバーで夕食。今回はグラスワインにボルドーの赤があったので、迷わず注文。産地はボルドーの南東にある地区ということだったが、カベルネ・ソーヴィニョンが主体だったようである。料理はアイルランド風のカナッペとトルコ風の煮込みを。そして夜は蛍狩りということで哲学の道に行ってみたが、暫く歩いても姿は見当たらない。今回は同じ目的っぽい人たちの姿も多かったので、決して時期的に早すぎる訳ではなさそうだけど、年によって見頃がずれるのだろうか。それでも諦めて引き返す途中、人集りがあるところに近寄ると、木の葉の影に1匹。さらに銀閣地道に向かう途中にもぽつりぽつりと、合計4~5匹は見ることが出来た。バスで京都駅に戻ると、音楽に合わせた噴水イルミネーションに人が集まっていたので、京都タワーを背景に撮影してから、荷物を取り出して駅前の宿にチェックイン。