2011/06/11(土)

青島亜熱帯植物園

無理矢理早起きして羽田入りして、宮崎までひとっ飛び。空港の案内所で1日乗車券を購入してから、日南方面に向かうバスに乗り、道の駅「フェニックス」で下車。ジャカランダは咲いていないことはなかったが、もの凄く見事だった以前に比べると見る影もなくなっているので、実はジャカランダよりも早めの昼食を取る方がメインだったりする。ということでカツオ丼を食べてから、青島亜熱帯植物園に移動。こちらは7部咲き程度だったものの、温室横の大きな木は全体に花を咲かせている。2002年秋の高潮で枯れ込んだのが、十年近く経ってようやくほぼ元通りになったようである。いつものように温室に入って2階に上がってみたが、昨年までと異なりテラスへの扉は施錠されていたので、窓からとくと眺める。先程から少しずつ降り出した雨は、ここに来て大雨となったので、暫く温室内で雨宿りすると、外に出る頃には傘は不要になっていた。ジャカランダを外側から眺めた後、バスに乗って日南市内に出る。

南郷駅前広場

そのまま宿に向かうには早すぎたので、日南駅前で下車して市街地のジャカランダ巡り。バスを降りた時は小雨だったのが、次第に雨は強くなる。保健所の近くの木は遠目には咲いているように見えなかったが、用水路に流れる紫の花が示す通り、枝の先端に少しずつ咲いていた。別の場所にある木を確認してから、油津駅近くまで歩くことになったが、雨脚は強まるばかり。テクノセンターの木はかなり花が少なめで、バスの車窓から紫色が確認出来なかった程。南側に回ってもほとんど咲いていない。ずぶ濡れになったまま油津バスセンターまで歩き、次のバスを待っている間に雨は弱まってゆく。南郷に着いた時には晴れ間さえ出ていて、さっきの苦労は何だったのかと思ってしまう。南郷駅前のジャカランダはそこそこ咲いていたが、交差点の反対側の木々は今年も咲いていなかった。それはそうと、ジャカランダに「栄光」という花言葉があるとは知らなかった。

夜の茶碗山

駅から歩いていつもの宿にチェックイン。天気はなんとかもちそうだったので、夜のツアーを申し込んでおく。夕食後に再び降り出したものの、予約時刻に外に出るとすっかり止んでいた。宿のバスに乗り込んで、道の駅「なんごう」の向かいにある茶碗山へ。夜間照明の中ではジャカランダの花の紫と葉の緑の区別が付きにくかったが、オートホワイトバランスで写真を撮ると適度に補正されるようである。ここでも今年は花数が少ないせいなのかな。迎えのバスで宿に戻った後は、寝不足が続いていたので早めに就寝。