2011/06/27(月)

エゾシモツケソウ

宿を出て荷物をロッカーに預け、駅から斜めに伸びる公園大通りを歩いて緑ヶ丘公園へ。2km以上離れているので天気が悪ければバスにするところだけれど、今日もまだ天気が良いので朝の散歩。公園に入っても中が広くて、遊歩道を暫く歩いてようやく帯広市野草園に到着。春から初夏の花の盛りは過ぎていても、鬱蒼とした原生林の中を歩いているとエゾシモツケソウやハナニガナ、オオハナウドなどの花を見付けることが出来る。

オジロワシ

野草園内を一通り巡ってもまだ十分に時間があったので、隣接する「おびひろ動物園」にも入園。平日朝でも遠足の子供達や一般客も結構いて、思っていたよりも人が多い。順路に沿ってフラミンゴやカンガルー、アザラシなどに対面。オジロワシも床近くに止まっていたけれど、金網が邪魔になって撮影し辛い。オジロワシの隣にはオオワシがいたが、生息域としては北半球全体のオジロワシの方がオホーツク海周辺だけのオオワシよりもずっと広いことを知る。動物園内にあるイグルーを模した植村直己記念館「氷雪の家」を見学してから、外に出て駅に戻る。

十勝バス硬券

昼食は六花亭本店でピザとケーキのセット。ピザに載っているトウキビが甘くて美味しかった。隣にある「ホーム」というレストランに見覚えがあると思ったら、十数年前に利用した店だったっけ。店の前にある大きな木は、葉っぱからしてカシワ(別名“柏餅の木さん”)なのかな。駅前のバスターミナルで空港連絡バスの乗車券を買うと、鉄道用の硬券様式だったので驚く。「愛国入口」「幸福」と全国的に有名な場所を通って、とかち帯広空港へ。まずは屋上デッキを見学してから、買い物を済ませて搭乗待合室に進む。搭乗口は2カ所あっても、片方はJAL専用になっているので、AIRDO/ANAの改札は1カ所のみ。そしてその改札から遠い方が搭乗ゲートだったりする。上昇中は眼下に広がる十勝平野を眺めることが出来たが、東北地方は帰りも雲に覆われていた。

羽田空港に到着し、通路を歩いていると至近距離にモヒカンジェットが駐機していた。なかなか間近で見る機会がなくて、就航してから1年半にしてようやく全体を撮影することが出来た。夕方前と旅行にしてはかなり早い到着だったので、羽田で散髪と食事を済ませてから高速バスで帰宅。