2011/06/26(日)

ソーセージカレー

宿をチェックアウトして、札幌駅を9時過ぎに出る臨時特急「フラノラベンターエクスプレス」に乗車。少々年季の入ったハイデッカー車両「クリスタルエクスプレス」を使用。窓が天井まで続いていて眺めを良くしているが、日向側だとブラインドを下ろさざるを得ない。岩見沢に停車した後は、滝川から根室本線に入り、芦別に停車すると次は終点の富良野である。乗り継ぎ時間が50分近くあったので、「唯我独尊」の屋外席で名物のソーセージカレーを食べる。後から調べるとこの店に来るのは4年ぶり。当時よりは辛い物に耐性が出来たつもりだったけど、今食べてもちょっと辛かった。

ファーム富田

定期列車のすぐ後に出る「富良野・美瑛ノロッコ号」に乗って、中富良野の次のラベンダー畑で下車。シーズン中のみ営業の臨時駅で、一部の日を除いてノロッコ号以外は通過となる。案内に従って歩くと、ファーム富田までは10分足らず。「花人の畑」ではケイトウやマリーゴールドなどの花が咲いていたものの、さすがにラベンダーは開花が始まったところで、早咲き種がようやく色付き始めた程度。それでも先進んでいる株に近寄れば、それなりの写真が撮れる。7月中旬には見事な花を咲かせる「彩りの畑」やポピー畑も、今はまだ一面の緑。園内を一通り見てから、ハーブ製品をいろいろと買い込む。次のノロッコまでかなり時間があったので、中富良野町立ラベンダー園に寄りつつ中富良野まで歩いて一時間早い定期列車を捕まえる。到着前にキハ183系の7両編成が来てびっくりしたが、すれ違いの有効長は軽く10両はありそう。さすがは元幹線だけのことはある(滝川-富良野間の開業前は旭川-富良野-釧路が釧路線だった)。

新得駅

予定よりも早い列車で戻って来たのだから、富良野で軽く食べようと思って店を探してみたものの、これといった物は見付からなかったので駅の売店でパンを購入。途中で富良野ワインのツバイゲルトレーゼの年代物を見付けて、衝動買いしそうになったけれど、この後の荷物が大変になるので止めておく。根室本線下りの単行列車に乗って、幾寅、落合を過ぎて狩勝峠へ。かつて「日本三大車窓」の一つに数えられた区間は、40年以上前に新線に切り替わっているが、今でも遠く十勝平野を見下ろせるようになっている。新得でホーム反対側に待機していた池田ゆき単行列車に乗り継ぐ。この後の特急に乗れば目的地には先着となるけど、十数分の差しかないので普通列車でのんびりと。

すっかり暗くなった頃に帯広に到着。高架駅でホーム別改札になっているのは、宮崎駅と同じ方式。軽食続きで結構空腹だったので、駅前の宿にチェックインした後、近くでまだ開いている店を探して帯広名物の豚丼を注文。