2011/07/10(日)

長居植物園の蓮

早起きして地下鉄に乗り、四半世紀ぶりの長居公園へ。高校の時、マラソンの授業で周回道路を2周したのだけれど、記憶はおぼろになってしまっている。長居植物園の開園は通常9時半だけど、ハスの開花期間中のみ7時半となるので、間を取って(?)8時半過ぎに訪れることにしたのである。入園して真っ先に大池行くと、赤や白のハスがそこかしこに咲いていて、中でも白い花弁の先が赤くなっている品種が目立つ。荷物になるからとコンパクトカメラを持って来たのであるが、やっぱり一眼レフ+望遠レンズにするべきだったか。

ヘメロカリス園

一文字橋から展望島を経て大池の北側に出るとスイレンが咲いていたが、岸からは遠い場所だったので撮影は難しい。見頃を迎えているタイザンボクの前を通って、バラ園経由でヘメロカリス園へ。デイリリーがこれだけ沢山集まっているのは珍しいかも。その近くにあるジャカランダの木は見付かったけれど、残念ながら花は終わった後だった。ヤシの高木の間にあるキッチンガーデンから、ヒマワリ園を経て自然史博物館の前に出ると、ちょうど象鼻杯の受付が始まる時間だったので、折角の機会だからと列に並ぶ。日本酒と赤ワインが選べるようになっていたが、ここはやはり日本酒で。順番が回って来て席に座ると、ハスの茎を持たされて葉に酒が注がれるのを待つ。一気に流れて来るのを飲み干さなければならないのかと思っていたら、適度に抵抗があるので自分のペースで吸うことが可能だった。蓮の葉茶のような香りがあるのを予想していたが、生の葉に常温の酒を通過させても風味の変化は殆どないようで、風流を楽しむのが主目的といったところか。次の人のために切り落とした茎の先端部分を貰ったので観察してみると、管がいくつも通っていたが断面積の半分くらいは詰まっていた。

ケーキセット

昼は西梅田に出てエノテカでワイン。ランチタイムはドリンク付きのセットがあるので、セットの方はソフトドリンクにしてブルゴーニュの赤を別途注文。Beaune les Mariagesの2005で、AOCとしてはボーヌになるらしい。食後は泉広場近くの「Marylebone」で紅茶。ケーキもスコーンも美味しかったけれど、ただ一つミルクの量が少なかったのが残念至極。昨年末に開店したばかりのMARUZEN&ジュンク堂書店の梅田店に立ち寄ってから、空港に向かう。午後から雷雨になるという予報だったが、夕方になって雲が増えたものの結局大阪を出るまで雨は降らなかった。帰りは乗り換えが面倒だったので、羽田から高速バスに乗車。