2011/07/09(土)

エコボン

家を出るのが遅くなったので駅まで急いだら汗だくになってしまったが、どの電車も節電モードなので羽田到着まで汗が引くことはなかった。梅雨明け直後の大阪に到着すると、屋外はひたすら暑く感じる。モノレールに乗って大阪空港駅を出たところで、緑のボンバルディアDHC8-Q400「エコボン」が2機停泊しているのが見えた。慌ててカメラを構えたけれど、コンパクトだと応答が遅くて難儀。それでも今まで「エコボン」を目撃した中では、一番撮影条件が良かったのではないだろうか。終点の門真市で京阪に乗り換え、枚方市駅前で昼食を取ってから京都に出る。

京都市立美術館

真夏の午後に外を出歩くのは大変なので、改装したばかりの京都府京都文化博物館で特別展「日本画 きのう 京 あす」を鑑賞した後、京都市立美術館にハシゴ。「フェルメールからのラブレター展」が開催中で、待たずに入館することが出来たが、さすがに内部は混雑していて並ばないと絵に近付けない。フェルメールと同時代のオランダ絵画を順に見た後、手紙をテーマとしたフェルメールの3作品に対面。「手紙を書く婦人と召使い」は東京のフェルメール展以来、「手紙を読む青衣の女」は修復前にアムステルダムで見ているはずだけど、「手紙を書く女」は今回が初めてだったようである。後から数えてみると、フェルメールの作品と言われる全37点のうち、確実に見たのが12点。記憶が曖昧だけど見た可能性が高いのが3点で、まだ半分にも達していない。

夕食はいつものように京都市内で。丹波ワインをグラスで注文したら、予想以上に美味だった。調べてみるとどうやら、カベルネ・ソービニョン+メルローというボルドータイプだったようである。