2011/09/04(日)

パラグアイオニバス

台風一過となった高知は、晴れの予報。駅のロッカーに荷物を預けてから、「My遊バス」に乗って観光開始。乗り場が北口のバスターミナルから南口に移っていて、見付けるのに少し時間を要した。はりまや橋を経由して郊外に向かい、五台山を上り始める。展望台前の次のバス停で下車して、5年ぶりの県立牧野植物園へ。正門から入って、牧野富太郎記念館本館と展示館を回った後、遍路道が通る園内を歩いて最近出来たばかりの温室も見学。パラグアイオニバスの葉を表と裏の両方から観察出来るようになっているのが面白い。

五台山竹林寺

温室横の南口から外に出ると、目の前が竹林寺の入口となっている。第三十一番札所で、本堂は改装工事のため白いシートに覆われていた。天気が悪ければそのまま次に向かうところだけれど、折角晴れたので山中を少し歩いて展望台に出る。思ったよりも視界は良く、遠くの山こそ雲に隠されているものの、高知港や市街地だけでなく近くの山々まではっきりと見渡せる。桂浜方面は地形の関係で直接見ることは出来ない。展望台の喫茶室に寄るには時間が中途半端だったので、南に向かうバスを待つ。

荒波の桂浜

植物園正門前を通って、五台山を降りた後は浦戸湾の東岸を南下し、湾の入口に架かる橋を渡って終点の桂浜へ。まずは水族館に入って昼食をと思っていたら、水族館自体が小さくて売店で軽食を売っているのみだったので、とりあえず館内を一通り見学。地元の特産魚アカメは、文字通り目が赤く見えることに因む名前だけど、写真に撮るのは難しい。海獣ショーはパスして海岸に出ると、もともと波の荒い浜だけれど今日は一段と波が高く、観光客が波打ち際に近付かないよう警備員が立っていた。龍王岬展望台に立寄ってから、20年ぶりに坂本龍馬像と対面となるが、立地や大きさが記憶とはだいぶ違っていたようである。

帰りは路線バスに乗って浦戸湾の西側を北上し、桟橋通で路面電車に乗り換えて高知駅に戻る。かなり空腹となっていたので、駅前で遅めの昼食。高知と言えばやっぱり鰹のタタキだよね。バスで早めに空港入りして、カウンターでプレミアムクラスに変更した後、無線LANが繋がるロビーでネットサーフィン。適当なところで土産を買って搭乗待合室に進んだが、折り返し機材の遅れにより出発も30分遅れ。羽田到着も30分以上遅れて、TXの快速に乗り継げなくなったので、高速バスで帰宅。