2012/02/11(土)

羽田に向かう途中、浜松町でモノレールが20分遅れというアナウンスがあったけれど、時刻表を見ずに来た列車に乗る分には特に影響ない。しかしその後に搭乗した便の出発遅れは、当然のことながらダイレクトに影響を受ける。手荷物の最終確認のため20分以上遅れたところに、離陸の順番待ちが重なり、伊丹空港到着は30分送れ。この時間だったらバスの方が早く着くかなと飛び乗ったら、阪神側には行かない方だったりする。高速道路は順調だったが、大阪駅前の交差点がなかなか右折出来ず、新阪急ホテル到着は定刻通り。そこから阪神側まで10分歩くのだったら、次のバスに乗った方が手っ取り早かったかもと思っても後の祭り。結局予定よりも20分遅れで、ヒルトンプラザに到着。

既に昼食時間帯となっていたが、「イグ・カフェ」には待たずに入ることが出来た。デンマーク式のオープンサンドというのも気になったが、パスタのランチを注文。食後に店の名物という「アイリッシュ・ミルクティー」を頼んだが、この場合茶葉がアイリッシュブレックファーストなのか、アイリッシュコーヒーのようにウィスキーが入っているのか、どちらだろうと思っていたら後者だった。ただし香り付け程度でアイリッシュコーヒー程アルコールが強い訳ではなかった。

ここまで来たついでにと、エノテカにも立ち寄る。「ブルゴーニュ・2009ヴィンテージ・フェア」のテイスティングは売り切れだったので、熟成ワイン5種のテイスティング。全て赤で、ブルゴーニュ1、ボルドー3、スペイン・リオハ1の構成。どの順番でもいいとのことだったが、深く考えずに番号順に飲んでみる。

  1. Domaine Nicolas Rossignol / Volnay 1er Cru Santenots 2001
  2. Sarget de Gruaud-Larose (AOC Saint-Jullien) 1999
  3. Château les Ormes Pez (AOC Saint-Estèphe) 1995
  4. Château Potensac (AOC Médoc) 1994
  5. Castillo Ygay Gran Reserva Especial / Marques de Murrieta (DOC Rioja) 1978

手渡されたリストにはコメント欄が用意されていたが、熟成したブルゴーニュはこんな感じになるのか~でもボルドーの方がやっぱり好みだな~スペインもどっしりしていてなかなかいいかも~と感じるのが精一杯だから何も書いていない。でも後から調べると、ボルドー3本のメルロー比率だけは予想通りだったりする。

近くの"The Tea by Mlesna Tea"でリングパンケーキを食べてから、書店をハシゴして環状線で京橋に移動。「夜会」の開催期間中はニューオータニの特設ラウンジで、オリジナルカクテルや軽食を提供~とのことだったが、ホテルに到着したのは5時半。ラウンジが開くまで1時間もあったし、6時半から入ってもあまりゆっくり出来なさそうだったので、場所だけ確認しておくと~なんとブライダルサロンだったとは! 開演前の食事は少し離れた場所にあるイタリア料理店で。ワインはさっき飲んだところなので、軽く柚子風味のサングリアにしておく。白ワインバージョンだったど、サングリア(sangría)って元々「血(Sangre)」に由来するから、厳密に言うとサングリア・ブランカ(sangría blanca)ってことになるのかな。

シアターBRAVA!

という訳で「シアターBRAVA!」で2ヶ月ぶりの「夜会」。東京公演の時から細かいところは変わっていたのかもしれないけれど、あれっ、ここは、と気が付く程大きくは変わっていなかったようである。ところで劇場名はイタリア語のように「ブラーバ」とのばして発音していたけど、「ブラバ」と短く発音するのが公式なのかな。東京では竹のロールカーテンが劇場の壁に下ろされていたが、大阪では竹のモニュメントが会場を出たところに置いてあった。終演後は梅田に戻って宿にチェックインして、日付が変わる直前に就寝。