2012/04/07(土)

岡山空港

早めに羽田入りしてラウンジで少し休憩した後、搭乗口に向かうと「使用機材の到着遅れのため出発が5分程度遅れる」とのアナウンス。よくあることだから仕方がないか、とそのまま待っていたが、いつまで経っても搭乗が始まる雰囲気にならない。あれ~と思っていたら、コックピットにエラーメッセージが出たため、機材と搭乗口を変更の上、出発が70分遅れることになった。一瞬、旅行を取りやめることも考えたけど、現地は折角良い天気なのだからとラウンジに再入場して待機。新しい出発時間が近付いたところで、空弁を買ってから搭乗口へ。改札を通過した後に飲食券を渡すというアナウンスが流れたので、それは岡山空港で使えるものなのか、有効期限はいつまでなのかと疑問が渦巻いたが、実際に受け取ったのは現金だった。機種は787から767に変更となり、座席は少し後ろの方になったものの、事前指定と同じ前方窓側。予約当時は今回が787初搭乗になるはずだったが、その後2回搭乗する機会があったので、機種変更はそれ程残念ではなかったけれど、今回が初めてになるはずだった人はさぞや落胆したことだろう。搭乗口からバスで移動して機内に乗り込む。羽田を離陸する時に順番待ちとなったため、1時間半遅れで岡山空港に到着。屋上デッキから搭乗機と隣に停泊していた復興航空(Transasia Airways)の機体を撮影した後、岡山駅ゆきのバスに乗車。

半田山植物園

西口に到着し、東口側に回ってからロッカーに荷物を預け、市内線に乗り継いで半田山植物園に向かう。バスの本数があまりなくて、植物園前と植物園口を経由するのが1時間に1本ずつ。乗ったのは後者の方だったが、ルートが分岐する直後で、植物園口から植物園までは踏切を渡ってすぐの所。「半田山」の名の通り、住宅街の向こうに斜面が桜の色に染まった丘が見えている。入園するとすぐ目の前に階段庭園があるが、順路となっている左手の坂道を上り始める。桜は5分から7分咲きといったところ。天気は悪くないけれど、方角によって青空が見えていたり雲がどんよりしていたりする。レンギョウやサンシュユ、ユキヤナギやモクレン等も眺めつつ、桜並木の中を歩き続ける。樹齢百年を越すソメイヨシノの古木を見た後、展望所から市街地を眺め、頂上にある一本松古墳へ。帰りは裏手の斜面を回って、温室を見学してから階段庭園を下る。桜祭り開催中は夜間も開園しているとのことだったが、まだ満開ではないし、暗くなるのはだいぶ先だったので、そのまま外に出る。

韓国料理

帰りのバスの時刻を調べていなかったが、植物園前経由のバスが来るのはずっと先のことで、植物園口まで行って確認しようにも本数が少ないので、そのまま法界院駅に出ることにする。15分で歩いてさらに駅で30分近く待つことなるけど、中心部を経由するバスで帰るよりは早く戻れるのである。津山線の下り列車に乗ろと、終点の岡山までは一駅。写真を少し取ってから改札を出て、荷物を取り出して駅前の宿にチェックイン。夜はガイドブックに載っていたワインとチーズの店に行くつもりだったけど、念のためネットで調べたら分煙にさえなっていなかったので、予定を変更して駅構内にあった韓国料理の店に入り、石焼ビビンバとミニ参鶏湯のセットにマッコリを注文。今日は沢山歩いたことを理由に、食後は御座候(回転焼き)を買ってから宿に戻る。