秋葉原で乗車券と特急券を発行してから、東京駅に移動。駅弁を買ってホームに上がったのが７分前で、飛行機的感覚からするとわりとギリギリだったが、まだ車内清掃が終わっていなかった。それにしてもホームのど真ん中に開放式喫煙所なんて、JR○海の新幹線には前世紀の遺物がまだ残っていたんだね。静岡では空が曇っていたので、下から富士山を見上げることは出来なかった。
名古屋で下車して、在来線に乗り換える。列車がオレンジ色ばかりで、名古屋に来たことを実感。乗継ぎ時間を長めに取っていたので、入線した列車の整備中に売店に入ってみたが、手頃なサイズのういろうは売っていなかった。キハ85系「ワイドビュー南紀」に乗って、紀伊半島に向かう。関西本線、ショートカットの伊勢鉄道を経由して、津から紀勢本線に入る。松阪、多気を過ぎて山間部を越えると、紀伊長島あたりからはトンネルを交えつつ海岸近くを走るようになる。熊野市からはほぼ海岸沿いとなり、鵜殿から一旦内陸に入って熊野川を渡り、ようやく今日の目的地である新宮に到着。東京を出てから５時間以上。当初は飛行機で関空まで飛んでから、串本回りで来るつもりだったけれど、名古屋経由にする方が早く安いことに途中で気が付いたのである(^^;
駅前の宿にチェックインしてから、街に出る。観光にはもう遅い時間だったので、早めに夕食でもと思ったが適当な店が見付からず、軽食を買おうにもコンビニが見当たらない。暫く歩くとショッピングセンターに行き当たり、その中にただ一カ所あったマクドで夕食を済ませてからホテルに戻る。明日の宿はネットが使えないみたいなので、今夜のうちにしっかり情報収集しておかないと。
