2012/12/24(月)

座喜味城跡

天気が回復傾向にあるので、さすがに今日くらいは出掛けないと勿体ないにも程がある。ということで、チェックアウト後は那覇バスターミナルから28番・読谷(楚辺)線に乗って、終点近くの高志保入口で下車。そこから先は記憶を頼りに座喜味城跡まで歩く。初めて来た時は本降りの雨で2度目の時は曇り、そして3度目の今回はようやく晴れとなった。といってもまだ雲が残っているので、太陽が雲から出る時を見計らいながら写真撮影。残念ながら慶良間諸島は霞んでいたけれど、やっぱり晴れていると景色が鮮やかになる。これで世界遺産の城(グスク)は、いずれも晴天の時に訪れたことになる。

残波岬

読谷村コミュニティバス「鳳バス」に乗って、高志保経由で海辺に出て残波岬へ。以前来た時は路線バスが廃止された後だったので、読谷バスターミナルから暑い中を延々歩いたが、今はコミュニティバスで訪れることが出来るようになっている。といっても正逆ルート合わせて1日5本(土休日)しかないので、時間を合わせて行動するのが少々難しい。バス停から岬までは歩けばすぐで、久しぶりに灯台に登るつもりだったが、道の途中から立ち入り禁止になっていた。今日は波が荒いからかと思っていたら、どうやら台風の被害を受けて以来、公開中止になっているらしい。仕方がないので付近を散策してから逆方向のバスを待つ。海辺は風がかなり強く、じっとしているとセーターを着ていても肌寒い。

やちむんの里

来た時とほぼ同じルートを辿り、座喜味を通り過ぎて「やちむんの里」でバスを降りる。“やちむん”とは“焼物”のことで、元は那覇市内の壷屋にあった窯元が、読谷に移転して来たとのこと。登り窯や窯元の売店を一通り見て回ったが、今回は買って帰りたくなる程の品は見付からなかった。思ったよりも早く一周してしまったので、ここで1時間後のコミュニティバスを待つより、国道まで歩いて路線バスに乗った方が手っ取り早いのではないか、ということで坂を下り始める。大体こっちの方かな~とアバウトに歩くと程なく国道58号線に出たが、バス停は骨格だけを残して掲示板がなかったので、どの系統がいつ来るかが全く分からなくなっていた。ここで間違いないはずだけど、本当に大丈夫かな~と思っているうちに地元の人が来て、反対方向のバスも通過したので一安心。そしてすぐに20番・名護西空港線のバスがやって来る。後から調べたら1時間に2本の運転。前はもう少し多くなかったっけ。

例によって道路が混んでいたため、2時間近く掛かって那覇市内に到着。モノレールで空港入りして、早めの食事を済ませた後、土産を買ってからラウンジで休憩。来る時に偏西風で時間が掛かったということは、帰る時は追い風で早めに戻れるということである。高速バスでつくばに戻ると、気温は既に氷点下。連休中は沖縄にしては肌寒い日が続いていたが、やっぱり茨城の寒さは身にしみる。帰宅後すぐに、暖房と湯たんぽで部屋と寝床を暖めてから就寝。