2013/01/12(土)

家を出てTXに乗った時点で、PC本体を持って来ていないことに気付く。今更取りに戻るのは大変だったので、そのまま羽田に向かう。ACアダプタやLANケーブルを持って来たのが無駄になってしまうが、全体の重量としては少し軽くなったということで。搭乗前に機内用の軽食を調達しようとしたら、知り合いに呼び止められて驚く。前方の窓側はA席しか取れなかったので、西に向かう時はずっと日向になってしまうが、787なのでスモークガラスを濃くすれば外の景色を見ることが出来る。ただし写真が青黒くなってしまうけど、仕方のないこと。佐多岬半島から豊後水道を越え、阿蘇熊本空港に到着。

鶏釜飯

乗継時間がたっぷりあったので、屋上デッキから写真を撮ってから、ターミナル内の店で鶏釜飯を注文。米から炊き上げるので20分掛かると言われたけど、余裕で大丈夫。カード会社ラウンジで一息ついた後は、天草エアラインのカウンターで乗継ぎ便の搭乗手続きをし、もう一度屋上デッキに立ち寄ってから保安検査場に進む。登場開始となり、搭乗口から階段を降りて、少し離れた場所に停泊しているDHC-8-Q100まで徒歩で移動。

天草エアライン

熊本から天草まで時刻表上の所要時間は20分だけど、実際は離着陸があるので滞空時間は10分程度。上空に出て車輪を一旦格納するものの、着陸までの間ベルト着用サインは消えることないため、写真を撮影することは出来ない。それでも車輪を格納する間もなくあっという着陸態勢に入る北大東-南大東に比べれば、熊本平野や三角半島など眼下の景色を楽しむくらいの余裕はある。天草地方の天候は晴れ。気温も10℃を越え、上着を身に付けていると少し暑く感じるくらいである。

天草瀬戸

天草空港シャトルバスに乗って、終点の本渡(ほんど)バスセンターで下車。今日はこんなに晴れていても、明日から天気が崩れる予報。それなら今日のうちにどこか行っておこうかなと、ターミナル内の時刻表を見たけど、往復するだけで暗くなるような中途半端な時間だったので、そのまま歩いて宿に向かう。天草下島はかなり広くて本渡の市街地も大きいので、意識していないと離島に来たという実感がない。亀川を渡った先には、下島と上島の間を結ぶ大きなループ橋「天草瀬戸大橋」がある。階段で高架部分の歩道に登れたので、2つの島の中間地点まで行ってみる。そこから先は工事のため取り込み中で、通行禁止ではなかったけど、きりがないので下島側に戻る。後から調べてみると、歩行者用の可動橋が別にあるらしい。また昔は干潮時に両島の間を歩いて渡れたそうだが、橋の開通後は航路用に浚渫したのだとか。

チェックインした宿は、全室インターネット対応でも有線LANのみで、ロビーにも無線LANや共用PCはなかった。館内で夕食を取った後は、テレビとケータイで最低限の情報収集だけして、文庫本を読んでから就寝。