午前中はつくば市内で用事を片付けて、昼はコンビニで調達した軽食で済ませる。気が付けばもう、コブシやレンギョウ、ホトケノザも咲いているんだね。
バスで成田入りして、いつものように搭乗手続きをした後、買い物と両替を済ませてから保安検査。出国審査は比較的空いていたけれど、出発便が重なっているのかラウンジ内はかなり混雑していて、ようやく奥の方に席を見付ける。ネットしながら休憩するうちに、搭乗時刻が近付いてきたので、売店で水を調達してから搭乗口に進む。
日没頃の離陸で、西向きの窓側席だったので、もしかして彗星が見えないかと密かに期待していたのだけど、水平線近くはずっと明るさが続いていたので確認することは出来なかった。そうこうしているうちに食事が始まる。メインのワインはやっぱりボルドーの赤ということで、Château de Pitray（ACカスティヨン・コートドゥボルドー）の2009。メルロー主体だったけど、開けたては渋みが目立つ。少し仮眠して目を覚ますと、台湾上空となっていた。すっかり暗くなって、星ははっきりと見えていたけれど、水平線の辺りは地上の光が散乱しているようである。
成田を出てから６時間で、ホーチミン・タンソンニャット空港（Sân bay quốc tế Tân Sơn Nhất）に到着。入国手続きや手荷物の受取りはスムーズだったけど、出口で出迎えの人に声を掛けたら、集合場所で他の人が揃うのを待つように言われた。えっ!? 追加料金を払って専用車を申し込んでたはずなんだけど。といっても連絡ミスだとしたら、今から言っても新たな車の手配なんて出来ないだろうし、それ程大人数でもなかったので、指定場所で暫く待つ。６名が揃ったところで市内に向けて出発。もしかして同じホテルの人達を集めた事実上の専用車かな～という好意的解釈も空しく手前のホテルで２名を降ろして、チェックイン手続きの間車内で待たされる。幸い次に順番が回って来て、日付が変わる前にチェックインして部屋に入ることが出来た。とはいえ日本との時差は２時間あるので、もうかなり眠い。ということで可及的速やかに就寝。
