喉の調子が悪かったのは一時的だったようで、一晩寝たら治っていた。という訳で起きてからは荷造りの続き。一段落したところで今日は遅めの出発だからと、読みかけの本を読んでしまうつもりが、意外と時間が掛かってしまって、結局途中までで慌てて家を出ることになってしまった。
バスで成田入りして、搭乗手続きと買物・両替を済ませてから、保安検査&出国。途中で昼を食べ損ねたので、ラウンジに入って軽く食べておく。そういえば、いつの間にかラウンジ内のビジネスコーナーがなくなっている。こないだ改装して座席数を増やした時に廃止したのかな。最近は自前の情報機器を持ち歩く人が多いから、備え付けPCがなくてもあまり問題ないのかも。
いつものように売店で水を買ってから搭乗。予約した時点では在来型シートになっていたが、途中で機材変更になったので、ビジネスクラスは独立した新型シート。離陸してからかなり長く揺れていたので、食事の開始が遅くなったけれど、日本時間ではまだ夕方だから問題なし。ワインはシャンパーニュ(Champagne Montaudon Brut Réserve Première)に続いて、カリフォルニアの赤(Entwine Cabernet Sauvignon 2010)。食後はひたすら眠ることに努めたので、目が覚めてから程なく次の食事時間となる。スカイマップで確認すると、五大湖(Great Lakes)あたりを飛んでいるところだったので、シェードを開けてみたら生憎の曇りだったけど、暫くすると雲はなくなってオンタリオ湖(Lake Ontario)とトロント(Toronto)市街をはっきりと確認することが出来た。ハドソン川(Hudson River)沿いに南下し、ニューヨーク市(City of New York)が見えて来たところで着陸態勢に入ったので、残念ながらマンハッタン島(Manhattan Island)は遠くからしか撮影出来なかった。セントラルパーク(Central Park)や高層ビル群を見ながら高度を下げ続けたが、一旦大西洋(Atlantic Ocean)上空を大きく回り混んでから、ジョン・F・ケネディー国際空港(John F. Kennedy International Airport)に着陸。
入国審査は思ったよりも早く済んだので、手荷物が出て来る前にターンテーブル前に進むことが出来た。同じ便でも搭乗クラスによってターンテーブルが2ヶ所に分かれているんだね。自分の荷物を受取ってから、ターミナルを出てエアトレイン(AirTrain JFK)乗り場に移動。行き先が2つあるので、モニタで確認してジャマイカ(Jamaica)ゆきに乗車。終点でロングアイランド鉄道(Long Island Rail Road)に乗り換ると、急行列車が来たのでマンハッタン中央部まではノンストップ。“ペン・ステーション”の通称があるペンシルバニア駅(Pennsylvania Station)は、ニューヨークに2つあるターミナル駅の一つで、ホームやコンコースは全て地下。近場にエスカレーターが見当たらなかったので、階段を登って地上までスーツケースを担ぎ上げることになる。地上に出てからホテルまで600m程度だけど、スーツケースを引きながらだと結構遠く感じる。
宿にチェックインして、部屋でひと休みしてから近所を散策。雲一つない良い天気なので、少しでも観光しておくべきだったのかもしれないけれど、長時間フライトですっかり疲れていたため、すぐに宿に戻って早々と就寝。