今日は遅めの出発なので、余裕をもって羽田入り。西日本では気温が高いらしいが、今朝の関東は少し肌寒く感じる。空弁を購入してから、最近出来た72番ゲートから搭乗。
オホーツク紋別空港に到着し、昨年から無料になった連絡バスに乗って、紋別市内に出る。バスターミナルのロッカーに荷物を預け、バス待ちの時間を利用して近くの紋別市立博物館へ。入口近くの目立つ建物は「まちなか芸術館」で、博物館は建物は奥の方にあった。紋別の歴史に関する展示の他、資料室では民具や剥製などの蒐集品を見ることが出来る。あまり時間がなかったので、適当なところで切り上げる。
ターミナルから路線バスに乗って、紋別市街を北に向かう。渚滑から内陸部に進路を変え、約1時間で滝上に到着。旧渚滑線の北見滝ノ上の駅前広場が、今でもロータリーになっている。バス停から少し歩いて渚滑川を渡り、滝上公園に入る。全国的に知られるシバザクラの名所だが、今年は咲くのが大幅に遅れていて、ようやく昨日になって開花宣言(=3部咲き)が出たばかりである。斜面の一部は既にピンク色に染まっていてそれなりに綺麗だったけど、最盛期は丘の全てが花に覆い尽くされるというから、折角ここまで来たのに全くもって残念である。それでも急坂を登って、公園内を一通り散策。曇りがちでも時折日が射し、残雪の天塩山地が遠くに見える。
帰りのバスを待つ間に北見滝ノ上駅舎記念館を見学しようと思っていたら、戻ってきた時には既に閉まっていた(T_T) バスで紋別バスターミナルに戻り、荷物を取り出してから宿まで歩いてチェックイン。夕食を取った後は早めに就寝。