2013/07/14(日)

布引ハーブ園

今日も午後から大気が不安定になるという予報なので、早めに行動開始~ということで新神戸に出て、「神戸布引ロープウェイ」乗場で運転開始を待つ。以前は「新神戸ロープウェー」という名称で“夢風船”の愛称もあったが、2011年の改修工事終了後に名前を変えたとのこと。それに伴い以前の「北野1丁目駅」も、現在は「ハーブ園山麓駅」になっている。赤いゴンドラに乗り込み、「風の丘中間駅」を経て、終点の「ハーブ園山頂駅」で下車。この時点ではまだ布引ハーブ園は開いていなかったので、神戸市街地を見下ろしたり、周囲を歩き回ったりして時間調整。10時なったところで開園し、下り坂となっている園路に沿って各種ハーブや彩りを添える花を見学。グラスハウスに立ち寄ってからラベンダー園に進んだが、さすがに花の時期は終わっていた。

風の丘

「四季の庭」や「滝のパティオ」を通って「風の丘」に出ると、百合が一斉に咲いていた。中間駅と山頂駅の間は、往復券を見せれば何度でも乗車出来ることになっていたので、一旦山頂に戻って展望レストハウスで昼食を取る。ハーブを活かしたヘルシーメニューと言っても、ビュッフェ形式だから食べ過ぎないよう注意しないと~と言いつつチョコフォンデュを含むデザートも忘れずに。飲物は当然のことながらハーブティー。食事が終わって外に出てもまだ雨が降る気配はなかったが、早めにロープウェーに乗って麓に降りておく。

兵庫県立美術館

三宮から阪神に乗って、岩屋で下車。どちらの駅も最近ホーム構造が変わっていて、三宮は中線が折り返し用になり、岩屋では狭い島式ホーム1面2線に、対向式ホーム1面を増設している。岩屋駅の改札を出て、すぐ目の前にあるのが「ミュージアムロード」で、山側は王子動物園に通じているが、左に曲がって海側の兵庫県立美術館まで歩く。建物の中に入ってロッカーに荷物を預け、とりあえず近い方の行列に並んで「奇跡のクラーク・コレクション/ルノワールとフランス絵画の傑作」を鑑賞。クラーク美術館は米国マサチューセッツ州の奥の方にあり、その存在さえも知らなかったけど、フランス絵画コレクションが充実していて、改修を機に世界巡回展を開催中なのだとか。表題にもなっているルノワール他、モネ、ドガ、ミレなど名だたる画家の作品が並ぶ。館内の喫茶店での休憩を挟んで、同時開催中の「マリー・アントワネット物語展」も続いて見学。こちらはフランス王妃の生涯を、同時代の絵画や工芸品、出版物などで辿るもの。再現した衣装を展示する部屋のみは撮影可能になっていて、当時流行した帆船を載せた髪型も復元されている。そしてマリーアントワネットといえば、ということで「ベルサイユのばら」の原画も出展していた。

岩屋駅に戻って、そのまま阪神で梅田に出る。列車移動途中でまとまった雨となったが、ここから先はほとんど屋外に出ないので大丈夫。夕食は最初入ろうとしたスペイン料理の店が、入るなり煙たかったのでパス。2軒目のベルギー料理の店はどのテーブルにも灰皿がなかったので、安心して料理やグラスワインを楽しんだのだけど、実は分煙にすらなっていなかったことを後から知る。たまたま吸う人がいなかっただけらしい.....