2013/07/15(月)

神戸南京町

宿をチェックアウトして、今日も神戸に向かう。小雨が降り出した中、まずは南京町を散策。横浜や長崎の中華街と並び称されるチャイナタウンであるが、こちらは規模としてはかなり小さいので、すぐに一回り出来てしまう。昨日のハーブ園は10年ぶりだったけど、南京町を訪れるのは約30年ぶりになるので、前回の記憶は殆どないに等しい。開店時間に合わせて中央広場近くの老舗で豚まんを店内で食べたけど、予想していたものよりかなり小ぶりだったので、最低注文単位の2個よりもっと頼めば良かったと少し後悔。

風見鶏の館

午後になってもまだ小雨が降り続いていたけれど、これまた30年ぶりに北野異人館街を訪れる。元町側からスタートしたので、まずは西端にある「北野工房のまち」(旧北野小学校)を訪れる。そこから山手方面に点在する異人館を順に見て行くことになるが、以前より来た時よりも整備が進んでいて、公開している異人館の数も増えているようである。数ある建物の中で最も有名で、異人館街のシンボルともいえるのが「風見鶏の館」(旧トーマス住宅)である。近くの北野天満神社の境内に登ると、街並を背景としてちょうどこの館を見下ろすことが出来る。

ラインの館

「うろこの館」の前を経由して、坂を下り「ラインの館」へ。異人館は個別に入館料が必要になっているが、ここは無料公開していたので内部も見学。2階の窓からは、向かい側の英国館や仏蘭西館が見える。因に館の名前は、下見板の横線(ライン)の美しさに由来しているとのこと。一通り巡って三宮駅に向かう途中に、異人館風の作りのスタバがあったので、ケーキとラテで休憩。阪神大震災の被害を受けて解体した建物を、別の場所に再建・移築したもので、2階の各部屋も客席となっている。この界隈に似付かわしい雰囲気なのだけど、結構急な階段もそのまま復元されているので、トレーを持って上がるのに気を使う。そして登り切った先で一段下がるというトラップ。後から調べてみると、全国に10ある「特別ストア」の1つとなっていた。

早めに空港入りすることになったので、いつものように阪急の車内からケータイで予約を前倒し。ラウンジで芋焼酎のお湯割を飲んだら、離陸前~ベルトサイン消灯後の間の意識が飛んでしまった。羽田到着時は暑いと感じたけど、つくばに戻るとかなり涼しかったので、帰宅してすぐに窓を開け放って、連休中に籠った熱気を追い出す。窓を開けて換気扇を回すと室温が6℃も下がり、さすがに少し肌寒く感じるようになったところで、窓を閉めて就寝。