バスターミナルから28番「屋慶名(大謝名)線」に乗って、与勝半島を目指す。約2時間掛かって先端近くの平敷屋に到着。バス停から港に向かって歩き始めるが、そういえば前回来た時は与那城からタクシーだったので、道を正確に覚えていなかったりする。地図も持たずに来たので少々不安だったけど、なんとか乗船場に辿り着く。平敷屋港からフェリーに乗ること30分で、7年ぶり2回目となる津堅島に上陸。
港から坂道を上って、集落の中を通り抜け、まずは人参型の「キャロット愛ランド展望台」へ。島内最高地点付近からさらに階段を登ると、小さな島と周辺の海を見渡すことが出来る。前回来た時は冬場でどんよりと曇っていたため、景色も今ひとつだったけれど、夏場でよく晴れた今日の眺めは最高。ただしその分かなり暑いので、ここまで来るだけでもちょっと大変だった。ということで日陰で涼みながら、持参した弁当を食べながら暫し休憩。
西岸の遊歩道に降りて、トマイ浜に沿って歩き、時々海辺に出て景色を楽しむ。青い空に青緑の海。白い砂浜とそれを縁取る鮮やかな緑。最高の撮影日和だけど、浜辺は日差しを遮る物がないので、当然のことながら暑い。海で泳げば気持ちいいのだろうけど、用意はしていなかったし、日帰りだと泳いだ後が大変そう。そのまま島の北部まで歩き、ヤジリ浜からアフ岩付近の海を眺める。こちらは浅瀬になっていて、海の色が淡い。
島の中北部には人参畑が広がり、前回来た時は繊細な葉で覆われていたが、今は収穫直後のようで、一面の更地状態となっている。風のない夏の午後にその中を歩くと、ひときわ暑さがこたえる。東側のクワーチン浜に立ち寄った後は、最短距離で集落に戻り、公園の木陰に座って休憩。冬場の沖縄なら気軽に歩いて回れる距離も、夏場だとやたらと遠く感じる。再び展望台に登ってから、前回は訪れていないクボウグスクやホートゥガー(鳩井戸)を巡った後は、暑さのため予定より早く散策を切り上げ、風通しの良い港の待合所で休憩して体力を回復。
船からバスに乗り継いで那覇市内に戻り、一年ぶりとなる「くまのみ」で夕食。睡眠不足&島歩き&泡盛の三重効果で夜は熟睡。