2013/09/21(土)

南瓜ほうとう

秋葉原経由で新宿に出て、「スーパーあずさ」に乗り込む。速達タイプなので、立川、八王子と停車すると、合計1時間半の乗車で次はもう目的地の甲府となる。十年前に通過したきりで、降りるとなると15年ぶりくらいになるのか。とりあえずロッカーに荷物を預けてから、駅前のほうとう専門店に入る。ほうとうだけでも何種類かあったけど、オーソドックスに「かぼちゃほうとう」を注文。今日もまだ暑いけれど、やっぱり甲府といえばこれだよね。

トリックアート

午後はバスに乗って、山梨県立美術館へ。「ミレーの美術館」の別名の通り、ミレーを中心としたバルビゾン派のコレクションで知られている。代表作の一つ「種蒔く人」は2点あり、ボストンとここ山梨の所蔵となっている。近年のリニューアルにより、これらの作品は独立した「ミレー館」で常設展示されている。外は暑いので、今日は屋内を中心に~ということで特別展の「日本のわざと美」を見学した後は、向かい側にある山梨県立文学館にハシゴ。二つの建物の間に、専用レンズから覗くと富士山が浮かび上がって見える、屋外トリックアートが描かれていた。

舞鶴城公園

美術館前から少し歩いて、「クリスタル・ミュージアム」で水晶や装飾ガラスのコレクションを見た後、バスで甲府駅に戻る。チェックインにはまだ早かったので、すぐ近くの舞鶴城公園を散策。本丸周辺の石垣が残っているものの、この辺りの建物としては稲荷櫓が復元されたのみである。本丸まで登ると、甲府盆地が一望出来る。良く晴れて殆ど雲がない青空が広がっているが、南の山並みだけ雲に覆われていて、残念ながら富士山は見えない。

宿にチェックインして部屋で休憩してから、ネットで調べておいたワインバーで夕食。グラスで飲んだのは甲州と、国産のメルロー&カベルネフラン。初日から飲み過ぎてしまわないよう、適当なところで切り上げて宿に戻る。