2013/10/12(土)

わりと直前に羽田入りしたので、ラウンジに一瞬滞在してから搭乗口へ。そしたら要整備箇所が見付かったため、出発が遅れるとのアナウンス。20分以上遅れてようやく出発したと思ったら、今度は滑走路の順番待ち。離陸は大幅に遅くなってしまったけれど、航行中にある程度遅れを取り戻したようで、30分遅れで伊丹に到着。これならなんとか、予約していた特急に間に合いそう。

蛍池で阪急に乗り換え、いつもとは逆方向に乗って終点の宝塚で下車。陸橋を渡ってJRの駅に行って、窓口で切符を買おうとしてたらかなりの順番待ち。しかも時間を要する客が多くて、列はなかなか進まない。やっと順番が回って来たところで、早口で要件を伝えて即発券して改札に急ぐ。どうにか列車には間に合ったけど、食事を調達する余裕がなかった。特急「こうのとり」は新型の287系車両だったけど、昨今の特急列車は車内販売というものがない。かくして空腹を抱えたまま旅を続けることになる。幸いにして福知山で長時間停車になったので、その間に売店を利用することが出来た。

余部橋梁

終点の城崎温泉で下車して、隣のホームに待機していた普通列車に乗り換える。さすがに疲れが出て途中で寝入ってしまったが、目的の一つ前の鎧駅付近で目が覚めたので、乗り過ごさずに済んだ。トンネルを抜けるとコンクリート橋となった余部橋梁を渡り、餘部駅に到着。鉄橋だった時に何度か通過しているけど、下車するのは今回が初めてである。高台にある駅から急な坂道を下り、新旧の橋梁を見上げる。旧鉄橋の赤い橋脚も3つ残されていて、新橋梁が山側に隣接している。連休とあって見学客が多かったが、大半は麓にある「道の駅」からのようである。

空の駅

あまり時間がなかったので、写真撮影だけしてから、元来た道を引き返す。駅ホームの裏側には旧線が残っていて、旧鉄橋の途中まで続いている。橋桁部分は遊歩道として整備され、「空の駅」を名乗っている。終端部は展望所になっていて、余部の集落や日本海の入江を見下ろすことが出来る。現在の線路の向こう側に目をやると、橋梁を俯瞰する展望所があったけど、そこに行こうとするとかなり下の方まで降りてから登り直すことになる。次の列車の時間が近付いていたので、またの機会にということにして、山陰線上りの普通に乗車。

城崎温泉で下車して、駅前の「さとの湯」を利用してから、次の普通列車で豊岡に移動。駅前で食事を済ませてから宿にチェックイン。