2013/10/13(日)

朝早く宿を出て、北近畿タンゴ鉄道乗場へ。宮津線の普通に乗って、約1時間で天橋立に到着。休日の朝は路線バスとの接続が悪く、1時間近く空いてしまったので、周辺を散策。ということで久しぶりに智恩寺の文殊堂や、知恵の輪燈籠を訪れてから、駅の待合室で時間調整。

伊根の舟屋

宮津からやって来たバスに乗って、阿蘇海を回り込む。府中から先は宮津湾沿いに丹後半島を北上し、伊根町に入ってすぐの、乗船場前のバス停で下車。まずは伊根湾めぐりの観光船に乗って、舟屋の集落を海側から眺める。距離があったり、一部逆光になっていたりと、撮影には少し厳しい条件。下船後は集落の中の道を歩いたが、陸からは舟屋の反対側となるので、海辺に出られる場所から少し離れたところを眺めることになる。道の両側に家が並んでいるように見えるが、海側が船のガレージともいえる舟屋で、山側が母屋となっているのが特徴である。小学校の前を通り過ぎ、案内に従って斜面の階段を登ると、高台にある道の駅「舟屋の里」に出る。レストランで昼食を取ってから、近くの展望台を回ると、もう次のバスの時間が迫っていたので、県道の停留所に向かう。

天橋立

府中の少し先に「天橋立ワイナリー」があったので、折角近くまで来たのだからと立ち寄る。レストランは貸切休業だったので、カウンターで発行途中の赤ワイン「フェダーロータ」を試飲してから、クォーターボトルを赤白1本ずつと、ワイナリー名を冠した赤のフルボトルを購入。両側にブドウ畑が広がる国道を歩き、府中のケーブルカー乗場に急ぐ。天気が良いのでやっぱり天橋立を見下ろしておかないと、と山上の笠松公園に来てみたら、空は結構雲が多くて、眼下の景色は薄暗くなっている。恒例の“股のぞき”をしたりして暫く待っていると天気は回復したけれど、北側からだと逆光気味だったりする。

廻旋橋

時間の都合上、麓にある元伊勢籠神社はパスして、汽船乗場に急ぐ。行楽シーズンの臨時便だったのか、文珠地区には予想よりも早く戻って来ることが出来たので、そのまま廻旋橋が見える場所に移動。日曜の昼間のみ、15時までの毎正時に橋を動かすというから、これを見逃す訳には行かない。歩行者を通行止めにした後、橋桁がゆっくりと回転して90度の位置で停止。観光用のデモンストレーションなのだけど、本日最終となるこの回は実際に船を通過させていた。

橋の袂で知恵の餅を食べようと思ったら、老舗は売切だったので隣の店に入る。駅前に戻り、列車の待ち時間に「知恵の湯」へ。帰りの列車はかなり混雑していたが、大半は野田川で下車するハイキング客だった。豊岡駅近くのコンビニで軽食を調達し、宿の部屋で昼間購入したクォーターボトル2本(ナイアガラとセイベル)を空ける。